副業基礎知識

大学生でも稼げるおすすめの副業

大学生

アルバイトを辞めたい大学生や、もっと将来につながる仕事をしたい大学生が副業を始めるケースが増えています。大学生がアルバイトではない方法で、稼げる仕事はあるのでしょうか。

ここでは、大学生でもできる副業について詳しく紹介します。


大学生でも副業できるの?

副業は社会人だけに限られない

副業と言うと、社会人が本業の合間に行うイメージがありますが、大学生が学業の合間に行える副業が多くあります。

学生の副業は、アルバイトのように企業や店に雇われるのではなく、自分で仕事をするのが特徴です。例えば、インスタグラマーやYoutuberになって広告費を稼いだり、記事を書いて収入を得る方法があります。

これらは固定給ではなく、仕事をした成果に応じて支払われる成果報酬型。時給ではないため、仕事をやればやるほど収入を得ることが可能です。

副業のメリット

副業は、インターネット環境さえあればスマホやPCでできる仕事がほとんど。授業の合間や空いている時間にいつでも仕事ができます。

アルバイトのように移動の時間や時間的な拘束がないので、学校とプライベートな時間とうまく両立させることができるでしょう。アルバイトで得られる金額は多くても10万円以内ですが、副業の内容によっては10万円以上の収入を得ることも可能です。

仕事を通じて社会人になった時に役立つスキルが身につくことも大きなメリットでしょう。

副業で得られるスキル

副業は、就職後の仕事で役立ち、就職活動中に使えるアピール材料です。

副業では、クライアントとのメールのやり取りの仕方や仕事の進め方など、社会人になった時に使う基本的なビジネススキルが身につきます。文系の学生で文章を書くのが好きなら、ライティングの仕事を行うことで、よりわかりやすく伝わる文章を書くことができるでしょう。

理系の学生は、プログラム言語を使った開発案件などを行えば、技術の向上に役立ちます。副業で身につくスキルは、将来無駄になることはありません。

副業で確定申告は必要?

大学生でも、アルバイトや副業で一定の金額を超える金額を稼ぐと、「確定申告」といって1年間の収入を税務署に報告する必要があります。

税金には「給与所得控除」というものがあり、給料をもらっているかどうかで同じ大学生・同じくらいの稼ぎでも確定申告が必要になる金額ラインが変わってきます。

大学生でアルバイトをしている場合、副業で必要経費を除き年間20万円以上稼ぐと確定申告が必要です。仕送りや実家暮らしなどで無収入の大学生の場合は経費を除き年間で48万円以上稼ぐと確定申告が必要です。

学生で親の扶養に入っている場合、全体の稼ぎが年間103万円未満であれば税金がかかりません。これを通称「103万円の壁」と呼びますが、いままで超えていなかった人が微妙に超えてしまうことで、税金を支払うことで思ったよりも手取りが少なくなってしまうことがあります。

収入の壁を越えて大きく稼ぐのか、超えないように抑えて稼ぐのか、あらかじめ計算して確認しておくといいでしょう。

「収入の壁」や「確定申告」について詳しくは以下の記事も参考にしてみてください。

大学生でもできる副業

アンケートモニター

簡単なアンケートに答えると、ポイントがもらえるアンケートモニターの副業。知っているサービスや商品に関するアンケートにWebから回答します。

アンケートは数分あれば回答できるものがほとんどで、すきま時間を活用したい人に最適です。報酬は1件10円〜500円が相場。たまったポイントは銀行振込みやAmazonギフト券などで受け取れます。

ライティング

Web上に載せるブログやコラム、商品紹介を執筆するのがライティングの仕事です。

基本的なPCスキルや文章力が必要ですが、自分で調べて、クライアントの希望する内容を書くことができれば、初心者でも始められます。SEOや文章を伝える力が身につき、インターネットのリサーチや文章を書くのが得意な人に向いている仕事です。

相場は1文字あたり0.3円〜1円ほどで、スキルによって単価がアップします。

転売

海外のネットショップでトレンドのファッションアイテムや趣味の品を購入し、フリマアプリなどで販売する転売の副業。トレンドや物流、輸入ビジネスに興味がある人に最適です。

安く仕入れて、高く販売できればその差額が利益として手に入ります。英語力やリサーチ力が必要ですが、売れる商品がわかれば、自宅に居ながら簡単に利益を出せるでしょう。

収入は扱う商品によっても異なりますが、1件あたり2,000円以上の利益を得られる商品も多いです。

Youtuber

気軽に動画を配信している現役大学生も増えている、Youtuber。お笑い系、勉強系、ゲーム系などさまざまなジャンルがあり、誰でもYoutuberになれます。

自分が得意なジャンルを選び、定期的にアップすることで再生回数を増やして、広告収入を得ることが可能。1クリック0.1円ほどの報酬なので、数万回以上再生されるようなコンテンツを考えなければなりません。

アフィリエイト

ブログで記事を書き、ブログから商品やサービスの購入をした場合にアフィリエイト報酬が支払われます。

アクセス数をアップさせるためにたくさんの文章を書くため、SEOの知識やライティングのスキルが向上します。

取り扱う商品によって報酬が変わりますが、証券会社の口座開設は2万円商品の購入は金額の3%程度の報酬が得られるでしょう。

オンライン家庭教師

オンライン家庭教師は、家庭と学生を直接マッチングするサービスです。

家庭教師は従来、家庭教師派遣センターに登録するのが通常でしたが、オンラインの普及や教師のスキルをしっかり選んで個人契約をしたい家庭のニーズから、家庭教師専用のマッチングサイトが登場しています。

主に現役難関大学生が中心で、時給5,000円以上の先生も。個人契約で効率的に稼ぎたい人に最適です。

プログラム開発

スマホアプリやWebサイト制作など、幅広い案件が募集されています。理系の学生ですでにプログラミングを実践している人におすすめです。

学歴など問われず、スキルがあればチャレンジできるのがプログラム開発。仕事に受注につながる開発実績などはまとめておくとよいでしょう。開発の報酬は1ページあたり、5,000円〜2万円程度です。

バイト禁止の学校で稼いだらバレる?

ネットで副業すればバレない

学校がバイトを禁止している、バイトをしていることをバレたくないという時、外でアルバイトをすると、働いている姿を見られたり、働いていることを報告されてバレてしまうことが多いです。

ネットでする副業は、自分で言ってしまったり、自分のプロフィールを公開しない限りはバレることはありません。働く時間が自由であるため、学業との両立がしやすいほか、誰にもバレずに稼ぐことができます。

確定申告の内容が学校に行くことはない

ある程度の金額が副業で稼げるようになると、確定申告をしなければなりません。

確定申告後、住民税や所得税の決定は自宅に届き、学校などに報告されることはないため安心です。

自宅で副業をしていれば、どんな仕事をしているのか、一連のやりとりを知られることもありません。

まとめ

大学生でもできる副業は数多くあり、アルバイトの収入以上の金額を稼ぐことも可能です。

副業をすることで就職後に役立つスキルや経験を身につけることができます。インターネットとPCさえあれば、どこでも好きな時間で仕事ができるため、勉強やプライベートに忙しい学生にぴったりです。

大学生におすすめの副業は、ライティングやプログラミング、Youtuberなど主にネットを利用する仕事。確定申告が必要なケースがありますが、ネット副業は他のアルバイトに比べてバレにくいです。

自分の得意な分野で副業を始めてみましょう。