げん玉というポイントサイトの名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
今回はげん玉と同じ系列の会社が運営するクラウドソーシングサービスのCROWDについて解説していきます。
スキマ時間を有効に活用したい方、在宅での副業に興味がある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
CROWD はげん玉の姉妹サイト
CROWDは時間や場所を問わずにお小遣い稼ぎができるクラウドソーシングサービスのひとつで、株式会社リアルワールドが運営しています。
同社はポイントサイトとして有名なげん玉を運営している株式会社リアルXの親会社でもあるため、CROWDはげん玉の姉妹サイトとして位置づけられています。
そのためげん玉との併用がしやすくなっており使い勝手が良いサービスなので初心者の方におすすめです。
げん玉との違い
CROWDとげん玉は同じ系列の会社が運営するサービスですが具体的に何が違うの?と疑問に思う方もいると思います。
お小遣い稼ぎができる点ではげん玉もCROWDも似ていますが、それぞれの内容は異なるものとなっているのでまずは両者の違いについて把握しましょう。
げん玉はミニゲームやアンケートへの回答など遊び感覚でポイントを少しずつ貯めていく形式のサービスですが、CROWDは記事作成やデータ入力など仕事をこなしてポイントを得るサービスです。
両者を比較するとCROWDの方がより副業に近いサービスとなっていることがわかります。
ゲーム感覚でお小遣い稼ぎがしたい方にはげん玉、仕事として収入を得たい方はCROWDが適しています。
報酬はポイントで受け取る
CROWDでの案件の報酬はリアルというポイントで受け取る仕組みとなっています。
このポイントは姉妹サイトのげん玉で獲得できるものと同じポイントで、リアルワールド系列全サービスでの共通ポイントです。
案件をこなして貯めたポイントは同じくリアルワールドが運営するRealPayという交換サイトを経由して電子マネーや現金へ交換することができます。
げん玉で貯めたポイントとCROWDで貯めたポイントを合わせて交換することも可能なので、げん玉との併用がしやすくなっている点がメリットです。
ポイントの交換先が豊富
RealPay ではCROWDで獲得したポイントを現金や電子マネーなどさまざまな形で交換することができます。
以下にポイントの交換先として代表的なものをピックアップしました。
- 現金(銀行振込)
- 楽天Edy
- PayPal
- Amazonギフト券
- Tポイント
- LINEポイント
- LINEPay
- iTunesコード
他社のクラウドソーシングサービスでは報酬の出金方法が銀行振込のみというケースもありますが、CROWDでは現金のほか他社ポイントやギフト券などにも交換できるため使い勝手が良い点が特徴です。
電子マネーやQRコード決済を日常的に利用する方やネットショッピングを頻繁にする方にとっては用途の幅が広がるのでおすすめです。
また、CROWDでのポイントは10ポイント=1円として換算され、最低3,000ポイントから交換することができます。
300円相当のポイントから交換ができるので報酬が少なくても出金することが可能です。
単純作業が多いので初心者でも始めやすい
CROWDは数あるクラウドソーシングサービスのなかでもマイクロタスク型クラウドソーシングサービスに分類されます。
マイクロタスク型とは誰でもできる簡単な作業を中心に取り扱うクラウドソーシングサービスのことで、主な案件としてはデータ入力などが代表として挙げられます。
依頼者と打ち合わせを行いながら業務を進めていくプロジェクト型や完成した成果物を提出して採用されるのを待つコンペティション型と比べると1件あたりの単価は低くなりますが、特別なスキルを必要としない単純作業がメインなので気軽に始められる点がメリットです。
CROWDの案件はスキルなしでも取り組める
では実際にCROWDで取り扱っている案件にはどんな内容のものがあるのか見てみましょう。
公式サイトや会員ページでは
- データ入力
- 記事作成
- レビュー
- 写真撮影
以上4つの項目がメインの案件とされていました。
基本的に専門性の高い案件は取り扱われていないためスキルがない方でも取り組める点がCROWDの案件の特徴といえます。
一見難しそうに見える記事の作成も、ルールとキーワードが決められているほか文字数も800字~1,000字とあまり長くないので挑戦しやすくなっています。
CROWDの案件の単価
記事作成の場合、文字数によって変動はありますが800文字程度の記事で1件1,600ポイント、1,000文字程度の記事で1件2,000ポイントほどが設定されています。
レビュー投稿の場合は安価なもので200ポイント、最高で4,000ポイントほどの報酬が設定されているようです。
これらふたつに対してデータ入力は1件1~10ポイントと、単価が低めに設定されています。
短期間で高収入を得たい場合は記事作成やレビュー投稿に専念した方がポイントを獲得しやすいです。
CROWD のデメリット
誰でも気軽に案件に取り組める点が特徴のCROWDですが、単純作業が多いなどの理由から高収入につながりにくく人によっては稼げないと感じることもあります。
ここからはCROWDのデメリットについて解説していくので、自分にとって使えるサービスかどうか検討してみてくださいね。
応募できる案件がない
2021年3月現在、CROWDで応募できる案件は0の状態です。
今後いつ案件が配信されるかも不明なので、今すぐ案件を始めたいという方は他社のクラウドソーシングサービスを併用しながら待つ必要があります。
また、特別なスキルがいらない分案件がすぐに埋まってしまう可能性もあるのでCROWDのみで収入を得ることは難しいと考えた方が良いでしょう。
収入は高くても月800円程度
CROWDでの案件は専門的なスキルを必要としない作業が多いため1件あたりの単価も低くなっています。
公式サイトに掲載されている2020年12月のユーザー獲得報酬ランキングを見ると、1位の方で月800円程度の収入であることがわかりました。
低い単価の案件で高収入を得るには膨大な量の案件をこなさなければならず、ある程度まとまった時間が必要になります。
スキマ時間を活用できるというメリットが失われてしまう上に効率が良くないので高収入を狙う方にはおすすめできません。
ポイントの交換に手数料がかかる場合がある
CROWDで貯めたポイントを交換する際に手数料がかかる場合もあります。
交換先によって手数料が異なるため、ポイントを交換する際はあらかじめ下調べをしておくことが必要です。
手数料が無料の交換先の例
- ワールドプレゼント
- ニッセンポイント
- GooglePlayギフト
- iTunesコード
- PayPal
- ビットコイン
手数料がかかる交換先の例
交換先 | 手数料 |
三井住友銀行振込 | 1,990ポイント |
ゆうちょ銀行振込 | 1,680ポイント |
LINEポイント | 交換額の12% |
Amazonギフト券 | 一口につき510ポイント |
楽天Edy | 1,580ポイント |
LINEPay | 1,530ポイント |
Tポイント | 交換額の5% |
このようにポイントの交換先によっては100円~200円相当の手数料が引かれてしまう場合があります。
単価が低い案件を地道にこなして月に800円相当のポイントを貯めたとしても実際に受け取れる金額は600円程度になってしまうのです。
手数料が無料の交換先を選べば問題ありませんが、手数料がかかる交換先しか利用していない方にとっては損となってしまいます。
まとめ
今回の内容をまとめると以下の通りです。
- CROWDはお小遣いサイトげん玉の姉妹サイト
- 稼いだ報酬ポイントはげん玉と合わせて交換可能
- 現金以外への交換も可能
- 案件があまりない
- 案件の種類が少ない
仕事の種類や案件の少なさからCROWDだけで稼いでいくのは難しく、げん玉でポイント稼ぎをしながらプラスしてCROWDでもポイントを貯めるという感覚で使った方が良さそうです。
副業として稼ぎを得るのであれば、まずは知識がなくても簡単に稼ぎやすい副業を初めて見るのがおすすめです。