クラウドソーシングサービスは誰でも無料で登録できる分、サイトの作りや聞き慣れない単語が多いと「敷居が高い」と感じて仕事をする前にやめてしまう人もかなり多いという現状があります。
シュフティは副業初心者でもわかりやすいサイトデザインで、スキル不要・初心者向けの仕事を多く取り扱っているクラウドソーシングサービスです。
ただし、初心者向けの案件が多いため、単価は低い傾向がありお小遣い以上に稼ぐのはなかなか難しいサイトでもあります。
今回はシュフティのサービスや稼げるかどうかを解説していきます。
shufti(シュフティ)って?
shufti(シュフティ)は株式会社うるるが運営する、仕事をしたいワーカーと仕事を発注したいクライアントをつなげるサービスです。
いわゆるクラウドソーシングサービスを指しますが、他に比べてシュフティは初心者向けの簡単な仕事が揃っているのが特徴です。
シュフティには「女性のチカラが最大限活用される環境をサービスを展開」とあり、名前の通り主婦の副業やお小遣い稼ぎにもぴったりですが、もちろん性別関係なく男性の方でも利用可能です。
他社と比べて安いシステム利用手数料
shifti(シュフティ)のシステム利用手数料は報酬から一律10%となっています。他のクラウドソーシングサービスに比べると安く良心的な値段設定です。
大手クラウドソーシングサービスであるランサーズやクラウドワークスは、システム利用手数料として報酬から5%〜20%が引かれます。シュフティの手数料一律10%は約半分です。
報酬の振込手数料は550円(税込)と他と変わらないくらいの料金設定ですが、大きく稼いでいくのであればシステム利用手数料は安いことに越したことはありませんよね。
shufti(シュフティ)の仕事内容は?
シュフティの仕事カテゴリは以下の7つが設定されています。
- データ入力・商品登録
- ライティング
- 営業・カスタマーサポート・リサーチ
- デザイン・写真・動画
- Web制作・Webデザイン・開発
- 翻訳
- シュフティ外出
仕事内容で言えば「文章作成」「テープ文字起こし」「覆面調査」「レビュー記事執筆」「簡単なアンケート」など専門知識がなくてもできる仕事が多く揃っています。
また、仕事の種類は大きく分けて「タスク」と「プロジェクト」の2種類に分類されます。
タスク
タスク形式の仕事は誰でもできる簡単なアンケートから、文章量が少なめの文章作成などの仕事が多いです。あらかじめ設定された作業数に達するまでは誰でも作業可能なため、仕事の流れを掴むために最初はいくつかタスクをこなすのもおすすめです。
価格感:1円〜500円前後
タスク案件は回答者に該当していれば誰でも作業可能ですが、その分単価が安いものが多くタスクだけではお小遣い稼ぎ程度しか稼げないことが多いです。
簡単作業や改行が必要ないくらいのライティング案件も多いので、特筆されていなければスマホのみでも仕事可能です。
プロジェクト
プロジェクト案件は募集に対して応募をして依頼されれば仕事開始できるという流れです。
価格感:100円〜5万円程度
タスク案件に比べて単価が高いため、副業として稼いでいくのであればプロジェクト案件メインで仕事していくのがおすすめです。
プロジェクト案件の仕事を始めるためには、まず「応募メッセージ」からクライアントに求められている必須事項や自己PRなどを添えて応募する必要があります。
当然「よろしくお願いします。」や「頑張ります。」だけでは、きちんと経歴やPR文を書いている人が採用されていくので、応募=必ず仕事ができるわけではない点に注意が必要です。
他のクラウドソーシングサービスに比べて敷居が低い
shufti(シュフティ)は主婦などの「初心者」「スキル不要」をターゲットにしているため、サイト全体のデザインもカジュアルでわかりやすい設計になっています。
他のクラウドソーシングの多くは応募のことを「提案」と呼ぶことや、自分で報酬金額や納期など細かい入力をして応募しなければいけないことがありますが、ここがわからず挫折してしまう人も多いです。
また、大手のクラウドソーシングは仕事量が多い代わりにプロ向けやスキル必須の仕事も多く「仕事が探しづらい」「いくら応募しても提案が通らない」などの悩みも多く、1円も稼げないまま挫折する人はかなり多いです。
シュフティのプロジェクト案件でも応募が通らなければ1円も稼げないのは同じですが、大手と比べれば仕事量も劣らず敷居が低いのが特徴です。
shufti(シュフティ)のメリット・デメリット
shufti(シュフティ)には初心者向け・スキル不要・簡単な仕事が多く揃っているので主婦にもおすすめの副業ですが、単価は全体的に低くがっつり稼げるかと言えばそうでもありません。
プロジェクト案件にコミットしてしっかり案件数をこなしていけば月数万円の稼ぎにしていくことも可能ですが、「タスクのみ」「単発の仕事ばかり」ではまとまった月収を見込むのは難しいです。
shufti(シュフティ)のデメリット
shufti(シュフティ)のデメリットは以下の通りです。
- 振込手数料が高い(550円(税込))
- 優良案件かどうかの見極めが必要
- 全体的に単価が高いとは言えない
- プロジェクト案件に通るための工夫が必要
他のクラウドソーシングにも言えることですが、シュフティを利用していると、利用規約や禁止事項を理解していないと契約前に外部連絡を求めてくるクライアントやレビュー用商品の購入を求められるなどの詐欺に近いような案件に出会うことがあります。
また、初心者向けの仕事が多いため全体的に単価は低めです。
プロジェクト案件に通るためにはプロフィール分の工夫や依頼してもらいやすい応募文を試行錯誤する必要もあり、簡単に稼ぎたいと思っている人は挫折してしまうことが多くあります。
shufti(シュフティ)のメリット
シュフティのメリットは以下の通りです。
- 大手に比べてシステム利用手数料が安い
- 初心者向け・スキル不要案件が多い
- サイトのビジネス感が少なくカジュアルでわかりやすい
- 仕事量もそれなりにある
シュフティは大手のシステム利用手数料に比べて一律10%と安いのが大きなメリットです。
クラウドソーシングを使ったことがない人でもわかりやすいサイト設計になっているため、副業初心者でも始めやすいのではないでしょうか。
大手だと案件に通らないからと言って他のサービスにいくとクライアントが少なくほとんど仕事がないということもよくあります。シュフティはそれなりに仕事も多く、ひたすら応募していくことで案件獲得しやすいと言えます。
shufti(シュフティ)でがっつり稼ぐのは難しい
シュフティは初心者向け・スキル不要でも始めやすいクラウドソーシングサービスです。
手数料も他と比べて安く始めやすい分、全体的に単価は低めなので最初からまとまった金額は稼げないと思っておいた方が良いでしょう。
最初はプロジェクト案件に通ることや、継続依頼をしてもらうことを目標にして評価・実績をコツコツ溜めていく気力が必要です。
まとめ
今回の内容をまとめると以下の通りです。
- シュフティは初心者でもはじめやすいクラウドソーシングサービス
- 他のクラウドソーシングサービスよりわかりやすく敷居が低い
- スキル不要の仕事が多い分単価が低め
- プロジェクトで稼いでいくには努力と工夫が必要
シュフティは初めてのクラウドソーシングにもおすすめで、サイトもそれなりに常に案件が揃っています。人口の少ないクラウドソーシングサービスにありがちな「応募できる仕事がない」という心配もないでしょう。
単価は低めな傾向にあるため、コツを掴んで継続案件や良いクライアントに出会うまでは思ったように稼げない可能性は高いです。
すぐに稼ぎたいという人はスキル不要で始めやすい簡単な副業から始めていくのがおすすめです。