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キャラライブアプリ「IRIAM(イリアム)」とは?Vライバーになる方法や収益化の始め方を解説!

IRIAM(イリアム)

IRIAM(イリアム)顔出しなしで簡単にライブ配信ができるキャラライブアプリです。

ボタンひとつで配信開始できるので、知識がなくても簡単に配信者(Vライバー)としてデビューすることができます。

投げ銭感覚のギフト機能があるのでライバーとして人気が出れば稼いでいくことも可能ですが、独特の空気感も強く換金率は良いとは言えません。

今回はIRIAMで稼ぐ仕組みや稼げるのかどうかを解説していきます。


IRIAM(イリアム)って?

IRIAMは株式会社IRIAMが運営するキャラライブ配信アプリです。

立ち絵(全身イラスト)を1枚用意するだけで、自分の顔と連動して目と口が動き、顔出しなしでVライバー(バーチャルライバー)としての活動が始められます。

ギフト機能があるため、人気のライバーは一瞬で数十万のギフトが投げられていることも珍しくありません。

ダイヤの換金率は公表されていない

IRIAMは月に1回ギフトの総数などから「ダイヤ」が付与されます。換金率に関しては公表されていませんが、無所属のライバーで大体1〜2割程度とも言われています。

「ダイヤ」は1ダイヤにつき1円換算で、500ダイヤ以上から換金が可能です。ダイヤは他の配信者の人へのギフトとして使える「ポイント」への交換か「現金」への交換か選ぶことができます。

IRIAMでVライバーになるには?

IRIAMはもともと事務所所属のライバーしか配信できないアプリでしたが、一般開放により誰でも簡単にライブ配信を始めることができるようになりました。

一般解放によりライバーは必ずしも質が高いとは言えなくなりましたが、顔出しでの配信に抵抗があるという人でも配信活動を始めやすくなりました。

立ち絵を用意する必要がある

IRIAMで本格的に配信を始めるのであれば、「立ち絵」と呼ばれる全身のイラストが必要です。とりあえず配信するのであればアイコン表示のみのラジオ配信も可能ですが、立ち絵がないとリスナーが付きにくいです。

イラストが得意な人は自分で描いたイラストを使って配信する人もいますが、そうでない場合は絵師さんを探すなり、友人にお願いするなりをして描いてもらう人がほとんどです。

基本的に商用利用という扱いになり、オリジナルの物しか使えないため、利用自由のフリー素材であっても自分の物じゃないイラストを使って配信するのは規約違反になります。

稼ぐには収益化申請が必要

IRIAMで配信は誰でも簡単にできますが、稼いでいくためには「収益化申請」が必要となり、誰でも収益化できるわけではありません。

IRIAMの収益化申請の条件は以下の通りです。

  • 著作権違反の画像を使用していないこと
  • 商用利用が認められていない画像を使用していないこと
  • 利用規約や公序良俗に違反するような活動を行っていないこと
  • 15時間以上配信していること
  • 10日以上配信していること
  • 累計獲得ポイントが5,000pt以上を達成していること

上の3つは商用利用の許可を得てもらったイラストであればクリアできる項目です。

下の3つの項目に関しては運良く初日で5,000pt(5,000円相当)のギフトをもらったとしても日数クリアまでは収益化申請できるわけではないので気をつけましょう。

配信活動は続けていても人気が出ずギフトが投げてもらえないために収益化できないというケースもよくあります。

独特な雰囲気に馴染める人にはおすすめ

IRIAMはイラストに対して「かわいい」「かっこいい」などの感情を持ったことがない人だと、IRIAM独特の雰囲気には馴染めない可能性もあります。

自分のプロフィールをどの程度出すかはライバーの個性ですが、「5歳」「10歳」などと未成年を名乗るライバーや「犬」や「猫」として活動する人もいます。

この時点で疑問を感じる人はVライバーには向いていないでしょう。

元からVtuberなどのキャラクターが好きな人、イラストが好きな人、声優さんが好きな人は楽しみながら使えるアプリです。

10ptギフトは投げてもらいやすい

IRIAMはログインボーナスでポイントがもらえるため、10pt(10円相当)のプチギフトは投げ銭感覚で投げてもらいやすいです。

人気の配信者だと30,000pt(3万円相当)のポイントが飛び交うことも珍しくはないですが、始めたばかりのうちはライバー同士で10ptのギフトを挨拶がわりに投げ合うことも多いです。

また、一定の視聴時間・コメント数・消費ポイントをクリアすることで「ファンバッジ」という「この配信者の枠の常連です」という証のような物が取れる仕組みもあります。

このファンバッジは仲良しの証にライバー同士で獲得しあうことも多いため、固定リスナーがついてくると徐々に稼ぎやすくはなってきます。

IRIAM用語や若者言葉が多い

IRIAMには独特の雰囲気があり、ポイントを消費して投げられるギフトには「すこっていい?」「すこ」「尊い」「草」「www」など、若者言葉のような種類も多く、リスナー側でもこのような発言が多く使われます。

コメントでキリ番(100などキリのいい数字)を取ったときは「キリおめ!(キリ番おめでとう)」などの言葉が使われます。

IRIAMの広告では「キャラとガチ恋距離で会話できる」がキャッチコピーで謳われており、基本的にファンとのコミュニケーションを楽しむアプリになります。

稼ぐ目的だけでイラスト文化に全く興味がない人だとライバーとして伸びるどころか、活動自体が苦痛になる可能性があります。

10代〜20代が多い

IRIAMには年齢制限があり、17歳以上であれば誰でも無料でもリスナー・ライバーとして利用を始められます。(設定上の未成年可)

リスナー・ライバー共に10代〜20代が多い印象ですが、リスナー層は時間帯によって10代や働いていない人もかなり多いです。無料視聴できるアプリなので、気に入ってもらった=ギフトがもらえるわけではありません。

年齢層が若いということは無課金ユーザーが多いということでもあるので、自分を気に入って応援してくれる人を地道に見つけていくことが大事になります。

IRIAMはほとんど稼げない

IRIAMはVライバーという特殊な配信アプリのため、「声が良い」「トーク力がある」「立ち絵がかわいい人は一般人でも伸びやすい傾向はあります。

また、アイコンの見せ方にこだわることで「初見さん」と呼ばれる新規リスナーを獲得しやすくなり、イベント参加を積極的にすることで徐々にファンを獲得することができます。

うまくいけば稼げる可能性はありますが、高額ギフトを投げられている人気ライバーのほとんどが「事務所所属ライバー」であることや、換金率は1〜2割と言われていることから、基本的にほとんど稼げないと思っていた方が良いでしょう。

1時間配信して1,000ptのギフトをもらえば実質時給1000円となりますが、換金率が1割だとすれば約100円ということになり、最低賃金以下の稼ぎです。

スキマ時間を使ってお小遣い稼ぎをしたい人や、声を普段から褒められる人、配信時間にある程度時間を作れる人にはおすすめのアプリです。

まとめ

今回の内容をまとめると以下の通りです。

  • IRIAMは立ち絵を用意すれば簡単にキャラライブ配信ができる
  • 稼ぐためには条件達成をして収益化申請が必要
  • 人気ライバーのほとんどが事務所所属
  • ギフトで稼いだポイントが丸ごともらえるわけではない

IRIAMは一般人でも簡単に活動を始められ、声が特徴的な人や魅力的な人は人気になりやすいのが特徴です。

誰でも簡単に楽しく稼げる可能性はありますが、ギフトで稼いだポイントは丸ごと換金できるわけではなく、特に最初のうちには最低時給にすらならないため、副業としてはおすすめできません。

もっと効率よく稼ぐのであれば準備期間を挟まず、初心者やスキル不要でも簡単に始めやすい副業から始めてみてはいかがでしょうか。