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Shinobiライティングは初心者でも稼げる?仕事内容やデメリットを解説

shinobiライティング

Shinobiライティングとはその名の通りライティングの案件に特化したクラウドソーシングサービスです。

記事を書く際に専用のエディタを利用できるなどライティング専用サービスならではの機能が多くあるのでライティングで仕事を探している方や興味がある方は一度サイトをのぞいてみてはいかがでしょうか。


運営会社はCROCO株式会社

Shinobiライティングの運営はCROCO株式会社によって行われています。

CROCO株式会社は主にWebコンテンツの制作や解析、オウンドメディア制作、運用などWeb関連の事業をおこなっている会社で、過去に忍者ツールズを運営していた株式会社サムライファクトリーから独立した会社でもあります。

そのためWebサービスを提供する会社の中でも老舗に分類されており信頼できる点が特徴です。

案件の内容

掲載されている案件の内容は、企業のホームページに掲載する口コミの代筆かんたんな説明文など短い文章のライティングから商品のおすすめ記事などの少し長めの文章まで様々です。

ビジネスから美容までその時々で掲載されているジャンルが違うのでより自分に合ったジャンルの案件が配信されるまで待つこともできます。

またShinobiライティングではライティング以外の案件を一切取り扱っていないので、他社のクラウドソーシングサービスで細かな条件を指定して検索するよりも素早くライティングの案件を見つけられる点がメリットです。

単価は短いライティングで1件20円~50円

報酬の単価は文字数によってさまざまですが、100~200文字のライティングの場合は40ポイント前後300文字以上で100ポイント前後が平均的な報酬のようです。

報酬として得たポイントは1ポイント=0.5円として換算されるので、短いライティングの場合は20円~50円くらいの収入になります。

8,400文字以上で5,040ポイント(=2,520円)という高価な案件もありますが、専門知識を必要とするなど他の案件に比べてハードルが高いケースがほとんどです。

競争率は高め

100文字~200文字程度の短い文章を書く案件の場合、短時間でできるためすぐに埋まってしまうことが多く、競争率は高いと考えられます。

また、検索結果に表示されてもすでに応募者がいて案件にエントリーできないこともあります。Shinobiライティングで稼ぎたい場合は案件の更新をこまめにチェックして、できそうな案件が見つかったらすぐに取り組むことをおすすめします。

エントリーすると一定時間案件がキープされる

Shinobiライティングで案件にエントリーすると、エントリーボタンをクリックした時間から一定時間案件がキープ状態になります。

キープされている間は他の人が同じ案件に応募することができなくなるので、少しの時間差で先を越されるという心配をすることなく執筆に取り組むことができるのです。

こういったクラウドソーシングサービスは誰でも応募できるぶん時間差で不採用となってしまうことがあるので、一時的でも独占できるのはありがたいですよね。

専用のエディタを利用できる

Shinobiライティングでは記事を執筆する際に専用のエディタを利用して投稿することになっています。

専用エディタ内では必須のキーワードが利用されているかどうかのチェック機能や足りない文字数を警告してくれる機能がついているので、初心者の方でも執筆しやすい環境が整っています。

誤字脱字チェック機能がある

記事を書いているといくら気をつけていても誤字脱字は起こってしまいますよね。Shinobiライティングのエディタでは投稿前に誤字脱字をチェックしてくれる機能もついています。

誤字脱字が見つかった場合その箇所が赤でマーキングされるので見直しも簡単です。

ただしこの機能は自動判定ではありません。誤字脱字チェック機能を利用する場合は「誤字脱字判定を通して投稿」ボタンをクリックしないとチェックされないので注意してくださいね。

過去記事の再利用がないか自動でチェックしてくれる

記事を投稿するとコピペ防止機能として過去にShinobiライティングに投稿された内容と一致している文章や表現がないかの自動チェックが行われます。

もし過去の投稿記事と同じ表現が見つかった場合はエラーとして該当箇所が緑色でマーキング表示されるので、その場合は違う表現に修正して対応しましょう。

報酬はBIZ SAMURAI ポイントで受け取る

Shinobiライティングで達成した案件の報酬はBIZ SAMURAI ポイントで受け取る仕組みとなっています。

記事を投稿してから5営業日ほどで審査が終了し採用となった場合にポイントが付与されます。

BIZ SAMURAI ポイントはポイント最終利用日から一年間が経過すると失効してしまいますが、一年間の間に一度でもポイント獲得または交換があれば有効期限が延長されるので継続的に利用をすればポイントを無駄にすることもありません。

またBIZ SAMURAI ポイントはギフトコードへの交換または銀行振込のどちらかの方法で換金することができます。

ギフトコードへ交換するとすぐに使える

BIZ SAMURAI ポイントは以下の三つのギフトコードに交換することができます。

  • iTunesコード
  • Amazonギフト券
  • Pexポイントギフト

最低1,000ポイントから1,000ポイント単位で交換でき、1ポイント=0.5円として換算されます。

どのギフトコードを選んだとしても交換する際の手数料は無料で、手続き後すぐにギフトコードが発行されるので待ち時間がないという点がメリットです。

銀行振込は待ち時間が必要

BIZ SAMURAI ポイントを銀行振込で換金する場合は毎月10日に振込となり、月に一回の換金となるので待ち時間が必要です。

特に金融機関の指定はありませんが楽天銀行またはジャパンネット銀行の場合は振込手数料が無料となります。

上記以外の金融機関を指定した場合300ポイント(=150円分)が差し引かれた金額が振り込まれるので、楽天銀行かジャパンネット銀行の口座をもっていない方はギフトコードへの交換をおすすめします。

また、銀行振込の場合も最低1,000ポイントから1,000ポイント単位での換金となります。

Shinobiライティングのデメリット

Shinobiライティングはライティングの分野に完全特化している分使いやすい場面と使いにくい場面が出てきてしまいます。

ここではShinobiライティングを利用したときに起こりやすいデメリットについて解説しているので参考にしてみてくださいね。

案件が少ないため高収入は難しい

2020年3月現在でShinobiライティング公式サイトに掲載されている案件は全部で9件でした。

内訳は200文字程度の案件から8,000文字超えの案件までさまざまです。

ただしどの案件もすでにエントリーした方がいたためエントリーページまで進めない状態となっており、すぐに応募できる案件は実質0件に近いという結果でした。

取り組める案件があまりないことから収入にも繋がりにくく、Shinobiライティングだけで稼ぐのは厳しいです。

単価が高い案件は記事を書くのに専門知識が必要な場合が多いので、誰でも気軽に取り組めるような案件のみでは高収入は狙えないと考えましょう。

内容によっては採用されない場合もある

Shinobiライティングではエントリー後に記事を執筆して提出しますが、実際に書いた記事が採用されるかどうかは企業側が決定することになっています。

そのため時間をかけて記事を書いたとしても不採用となった場合は報酬が得られません。

記事を書けば必ずしも報酬が得られるというわけではないので、案件にエントリーする際は不採用となるリスクも頭に入れておくと良いでしょう。

最低1,000ポイント貯めないとポイント交換ができない

Shinobiライティングで貯めたポイントを交換するには最低1,000ポイントを貯めなければなりません。

アンケートなど200文字以下の記事1件で報酬が40ポイントほどなので、1,000ポイントを貯めるには長い時間をかけて案件をこなすか長い文字数の記事を執筆する必要があります。

案件自体が少ない2021年3月現在では記事を執筆したとしてもポイント交換ができないので損をしてしまう可能性が高いです。

今からライティングの副業を始めたい場合はクラウドワークスなど他のクラウドソーシングサービスの利用も視野に入れましょう。

まとめ

今回の内容をまとめると以下の通りです。

  • Shinobiライティングは過去に「忍者ツールズ」を運営していた会社から独立した株式会社CROCOが運営
  • ライティング以外の案件がない
  • 単価は全体的に低い(1ポイント=0.5円)
  • 案件が少ない
  • 他に作業者がいるときは作業できない

忍者ツールズと言えば、一時期はよく無料ホームページ作成サービスとしてよく見かけていたサービスなので知っている方も多いでしょう。

全体的に単価は低めですが、他のクラウドソーシングサービスで「なかなか仕事が取れない」「ライター未経験だけど始めてみたい」という人が始めに利用するクラウドソーシングとしておすすめです。

単価の低さや案件の低さから、がっつり稼ぐのはなかなか難しいです。

未経験・初心者でもすぐに稼ぎたいという人は、まずは簡単に始められる副業から始めてみてはいかがでしょうか。