副業基礎知識

アナウンサーの副業探しにおすすめの方法!仕事内容や副業ルールについても解説

マイクに向かって話す女性

普段は別の仕事をしているけど、副業でもアナウンサーは務まるのでしょうか?
ここでは、アナウンサーがどのような仕事をしているのかという解説から、アナウンサーの副業探しについて解説していきます。

また、近年は副業することを解禁する企業が増え、厚生労働省から副業に関するガイドラインが出るほど世間の認知度は上がっているほどなので、現役アナウンサーの方も副業に興味があるはず。
そこで、アナウンサーは副業ができるのか?や、アナウンサーにおすすめの副業について解説していきます。


アナウンサーの仕事内容

まず、アナウンサーとはどんなお仕事をしている職業なのか、基本情報をみていきましょう。

アナウンサーはどんなお仕事?

アナウンサーとは、テレビやラジオなどを通じて、視聴者へ様々な情報を伝えるお仕事です。
ニュース番組やバラエティー番組、歌番組などの司会・進行だけにとどまらず、現場でのリポートやドラマ・ドキュメンタリーのナレーションなど、お仕事内容は多岐にわたります。
情報を正しく伝えるために、発声や滑舌など、言葉を正しく美しくしゃべることができるスキルが必要です。


併せて、日本語の正確な意味や使い方も身に着ける必要があります。
担当する番組によっては早朝出勤があったり、生放送があったりするので遅刻や失敗は許されません。
複数の担当番組があると長時間勤務になることもある、ハードなお仕事です。

どうしたらなれるの?

数ある職種のなかでも、テレビ局のアナウンサーは別格で、数人の採用枠に数千人の応募者が殺到します。

アナウンサーになるために必要な資格はありませんが、それとは別に受験資格として「大学卒業(見込み)」以上であることが求められます。
有名大学である必要はありませんが、ただでさえ狭き門なのでインパクトを付けるためなのか、アナウンサーは有名大学出身の人の割合が高いです。
学部も特に気にする必要はないので、そこで何を学び、吸収しているかが大事です。

また、アナウンサースクールに通って、発声練習やアナウンサーのノウハウを学ぶ人もいます。

アナウンサーの副業探しにおすすめの方法

本業で培ったアナウンススキルを存分に活かすなら、どんな副業があるのでしょうか。

宅録(たくろく)

「宅録」という言葉だけではどんなお仕事なのか、わかりにくいですよね。
宅録とは、自宅で企業から依頼されたコマーシャルや企業VTRなどのナレーションを収録し、納品するお仕事です。

近年はテレビ番組やラジオ番組だけではなく、インターネット番組も増えています。他にも、動画広告・社内ビデオ・商品の販売動画など様々です。
そのため、プロアマ問わずナレーションができる「声」が求められています。
まさにアナウンサーには、うってつけのお仕事です。

日本最大級のクラウドソーシングサービスの「クラウドワークス」や「ランサーズ」で、宅録のお仕事を探すことができます。

宅録に必要なアイテム

宅録に最低限必要なアイテムはパソコンに接続できる「USBマイク」です。
声をただ録るだけじゃなく、高クオリティーにするためにも準備しましょう。

大型家電量販店やネット通販で手軽に購入できます。

アナウンサーは副業OK?禁止?

「アナウンサーは副業ができるのか?」について解説していきます。

アナウンサーは副業ができる

アナウンサーの副業は、公務員のように法律によって禁止されていません。
ほとんどの場合、アナウンサーは放送局の社員なので就業規則次第で副業をすることが可能です。
本業で培ったアナウンススキルを存分に活かした副業や、在宅でできるクラウドソーシングサービスなど幅広くできます。

副業をやるなら法律や就業規則は守ろう

ただし禁止されていないからといって黙って副業を始めると、職場によっては反感を買ったり本業に支障をきたす恐れがあるので、必ず上司に相談・確認してからやることをおすすめします。

ほとんどの放送局に共通してある副業ルールとしては放送局を通して引き受ける必要があります。
なぜなら、闇営業を引き受けないようにするための防止策だからです。
タレントのように、アナウンサーにもイメージがあるので今後のことも考えて副業ルールは守りましょう。
放送局を通すことで手取り金額は減るという理由で無断で仕事を引き受けたため、処分を受けたアナウンサーもいます。

アナウンサーにおすすめの副業

では、本業のアナウンス業とは関係ない副業はどんなものがあるのでしょうか。

語学力を活かした副業

近年のグローバル化に加え、外国の人にインタビューする仕事があったりと、アナウンサーは英語をはじめとする外国語を話す人は珍しくありません。
その語学力を活かして副業をするのもよいでしょう。

外国語講師

外国語を教える講師は、短時間でできる副業としておすすめです。
特にオンラインの英会話講師は、再び英会話を学ぶ大人が増えたことから需要があります。
1回のレッスン時間は約30分と短いことが多いので、すき間時間を活用したい人にメリットがあります。

翻訳業

外国語を話すことは不得意だけど、読むのは大得意という人もいるでしょう。
翻訳業は、そんな人にもできる副業です。
翻訳に特化したクラウドソーシングサービス「Gengo」を利用すれば、家にいながらお仕事を探すことができます。

海外からのメッセージ対応代行

海外向けの販売サイトや観光地の宿泊施設などで、海外のお客様からの問い合わせメッセージに対応するお仕事で、コミュニケーションが得意な人におすすめです。


クラウドソーシングサービスを利用すれば、自宅にいながら副業ができます。

事務作業

番組で司会を務めていたり、現場でリポートしたり発信するお仕事というイメージが強いアナウンサーですが、デスクで事務作業をすることもあります。
日常的にパソコンを使う機会があり、操作は困りません。
この基本的なパソコンスキルを活かして副業をするのもよいでしょう。

クラウドソーシングサービスを利用すれば、様々な事務作業が見つかります。
また、資格がなくてもできるものが多く、手軽に始められます。

データ入力

データ入力は手書きのデータやアンケートの回答などを、パソコンを使って専用フォーマットに入力して、保存をするお仕事です。
入力と同時に誤字などのチェック業務もあるので、普段から言葉遣いを気をつけているアナウンサーには向いている作業でしょう。

Webライター

Webライターは様々な内容の記事を執筆するお仕事です。
言葉遣いはもちろん、本業の取材から得た経験などを活かして作業できます。

まとめ

就業規則により副業が禁止されていなければ、アナウンサーは副業をすることができます。
ただし、本業に支障をきたさないように事前に職場の上司に相談・確認をしましょう。

ここで紹介したおすすめの業種以外の副業もあるので、キャリアプランやライフスタイルに合わせて、ぴったりな副業を見つけてください。