自分の得意なことをお金にできたらと考えたことはありませんか?
スキルクラウドはそんな方の得意を商品にできるクラウドソーシングサービスです。
ここではスキルクラウドでできることや実際に掲載されている仕事内容、デメリットまで解説していくので、自分の得意なことを生かしたい方はぜひ参考にしてみてください。
スキルクラウドはスキルを売買するサービス
スキルクラウドとは株式会社ヒューマンコネクトが運営する無料のクラウドソーシングサービスです。
すでに内容の決まった案件に応募するのではなく自分が得意としていることやスキル・ノウハウなど形にならないものを商品として販売することができる点が最大の特徴となっています。
また他社のクラウドソーシングサービスでは成果物を作って提出する形式がほとんどですが、スキルクラウドであれば成果物を作るための技術やノウハウも商品として出品できるのでスキルがひとつでも2~3通りの方法で出品することができます。
例えばイラストが得意な場合はイラストそのものの出品とイラストをうまく描くためのノウハウの出品の2通りの出品ができるため、自分のスキルを文字通り最大限に生かすことができるのです。
オンラインにもオフラインにも対応
スキルクラウドでは出品形式をオンラインとオフラインの双方に対応させることができます。
出品形式は専用ルーム・対面型・教室型の3種類で、出品するスキルに合わせて選択することが可能です。
以下でどんな仕事でどんな形式が用いられているのかそれぞれの特徴について見ていきましょう。
専用ルーム
専用ルームとはすべてオンライン上でやりとりが完結する個別チャットのことで、オンライン・オフラインにかかわらずすべての取引において開設されます。
実際に会って話す必要のないイラスト制作や画像の制作などでよく利用される形式です。
対面型
対面型とは1対1の対面形式で直接サービスの提供を行う形式のことです。
出品者と購入者が事前に場所や時間の打ち合わせを行い、実際に会ってサービスを提供します。
この形式はアドバイスや相談などのサービスでよく利用されています。
教室型
教室型とは出品者があらかじめ指定した教室に集まり、1対1または1対複数の対面形式でスキルやノウハウの提供を行う形式です。
講義や授業と同じような形式となるため出品者からノウハウなどを教わるといった取引の際によく利用されています。
スキルクラウドで掲載されている仕事内容
スキルクラウドで現在掲載されているカテゴリは
- 占い
- 心・気持ちの相談
- 拡散・アクセスアップ・WEB広告
- イラスト・似顔絵
- 画像
- ライティング・キャッチコピー
- 趣味・ライフスタイル・娯楽
- サイドビジネス・副業
- 資産運用・お金
- ビジネス総合
- その他
の11種類です。
その他のカテゴリには動画作成や家事・育児、翻訳、プログラミング、ホームページ制作などが含まれておりさまざまなジャンルのスキルが出品されていることがわかります。
自分が生かせると思ったスキルはなんでも出品することができるので自分の得意が通用するかどうか試すことも可能です。
占いの出品が多い
さまざまなジャンルを取り扱っているスキルクラウドですが、中でも占いの出品数が多いようです。
二番目に多いイラストや心・気持ちの相談カテゴリの出品数が300件ほどであるのに対して占いの出品数は768件と400件以上も差をつけています。
占いはスキルクラウドで人気があるぶん競争率も高いので、稼ぎたい方はスキルクラウドの中でも比較的出品数の少ないライティングなどを選ぶと良いでしょう。
販売価格を自分で設定できる
スキルクラウドでは自分で販売価格を設定できる点もメリットです。
案件に応募するタイプのクラウドソーシングサービスだと1件の単価が低すぎるなど仕事内容と報酬の額が見合っていないケースもありますが、スキルクラウドでは自由に販売価格を設定できるので報酬に対して不満を抱くこともなく副業をすることができます。
ただ自分で価格を設定するとなるとどのくらいの金額にしたら良いか悩みますよね。
そこで現在出品されているスキルのだいたいの価格を以下にまとめました。
カテゴリ | 1件あたりの価格 |
占い | 300円~1,000円 |
心・気持ちの相談 | 300円~6,000円 |
拡散・アクセスアップ・WEB広告 | 1,000円~10,000円 |
イラスト・似顔絵 | 300円~3,000円 |
画像 | 1,000円~5,000円 |
ライティング・キャッチコピー | 1,000円~5,000円 |
趣味・ライフスタイル・娯楽 | 1,000円~5,000円 |
サイドビジネス・副業 | 2,000円~12,000円 |
資産運用・お金 | 1,000円~5,000円 |
ビジネス総合 | 2,000円~10,000円 |
占いや心・気持ちの相談などは比較的低価格の出品もありますが資産運用や本格的なサイドビジネスの分野になると専門的な知識が必要になるため金額も高くなる傾向にあります。
しかし常識の範囲を超えた価格を設定すると購入者からの信頼を損なう可能性もあるので、価格設定をする際は必ず出品内容に沿った適切な価格設定を心がけてくださいね。
スキルクラウドのデメリット
スキルクラウドは手軽にスキルを販売できるサービスですが、誰もがすぐに高収入を得られるサービスではありません。
以下で具体的なデメリットについて解説するので、副業としてスキルクラウドの利用を考えている方はスキルクラウドで稼げるかどうか検討してみてくださいね。
スキルがないと稼げない
スキルクラウドのキャッチコピーは「得意なことで生きていく」です。
このコピーの通り自分の得意なことや技術を商品として販売するサービスなので、販売できるようなスキルがない場合は稼ぐことが厳しいと考えられます。
またスキルを出品する際特に資格などは必要ありませんが、どの分野においてもカウンセラーなどの肩書きや専門的な知識があることを公表することで信頼性が高められ、購入される確率が高くなります。
そういった資格などがない場合は出品までできたとしても購入に繋がらない可能性もあるのでスキルクラウド以外のサービスの利用も検討してみましょう。
即日で稼げるとは限らない
スキルクラウドは自分のスキルを出品して購入されるのを待つ形式のサービスです。その特性上出品してすぐに購入されるという保証はありません。
またスキルの単価は1件数百円と安く設定されていることが多いのでまとまった収入を得るには長い時間を必要とします。
スキルクラウドは高収入を得る手段というよりもお小遣いを稼ぐ手段として考えた方が良いでしょう。
手数料が販売価格の20%と高額
スキルクラウドでは登録費や年会費などは無料となっていますが、販売取引が成立した場合は取引金額の20%の仲介手数料が発生します。
仲介手数料は出品者側が負担することになっており、販売価格の20%を差し引いた金額が出品者の報酬となって振り込まれる形式です。
例えば1万円でスキルを販売した場合は仲介手数料として2,000円が差し引かれるため実際に受け取れる報酬は8,000円となってしまいます。
せっかく出品したスキルが購入されたとしても報酬として受け取れる金額が20%も減ってしまうので1円でも多く稼ぎたいという方には向いていません。
まとめ
今回の内容をまとめると以下の通りです。
- スキルクラウドは得意を売買できるクラウドソーシングサービス
- 出品サービスはオンラインにもオフラインにも対応
- スキルの出品価格は自分で設定可能
- 何かしらの特技・スキルがなければ稼げない
- 販売成立すると20%の手数料がかかる
何か販売できるスキルを持っている人はスキルクラウドに登録することで副業が可能です。お金関連のスキル・知識などは販売価格も高くなりやすいですが、相談などチャレンジする人が多い分野は競争率が高く、相場も低くなりがちです。
スキルがない初心者でも簡単に稼ぎたい場合は、もっと簡単に始められる副業から始めてみてはいかがでしょうか。