在宅で副業を始める時、「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサイトを利用するのが手軽です。
副業初心者でもネットで簡単に登録ができ、すぐに副業が始められるクラウドワークスは、初心者でも稼ぐことができるのでしょうか。
クラウドワークスでできる仕事や稼ぐためにおすすめの方法について解説します。
クラウドワークスの特徴
クラウドワークスって?
クラウドソーシングサイトとは、インターネット上で仕事を頼みたいクライアントと仕事をしたい人をつなぐマッチングサービス。クラウドワークスは、数あるクラウドソーシングサービスの中で利用者が442万人以上いる日本最大規模のサイトで、72万社以上の企業がクラウドワークスを通じて仕事を発注しています。
仕事は全てネット上だけで完結し、出社の必要はありません。10分程度あればできる簡単な作業から、継続的に収入を得られるプロジェクトまで自分の都合に合わせて仕事を選べます。
クライアントとのやり取りや報酬の受け取りにはクラウドワークスが介入しているため、報酬が支払われないなどのトラブルはほとんどなく、副業初心者でも安心して仕事が始められるでしょう。
クラウドワークスの運営会社
クラウドワークスを運営している株式会社クラウドワークスは、2011年に設立され、東京証券取引所マザーズに上場している大手企業です。
クラウドワークス以外にも、習い事のマッチングサイトや在宅人材紹介業など、フリーランスや副業をサポートする業務を展開しています。
仕事内容
募集されている仕事は200種類以上で、以下のような主に16のカテゴリーに分かれています。
- システム開発
- アプリ・スマートフォン開発
- ホームページ制作・Webデザイン
- ECサイト・ネットショップ構築
- デザイン
- ネーミング・アイデア
- ライティング・記事制作
- 事務・カンタン作業
- ビジネス・マーケティング・企画
- 翻訳・通訳サービス
- 写真・画像・動画
- 3D・CG制作
- ハードウェア設計・開発
- 音楽・音響・ナレーション
- 暮らし・社会
- プロジェクト・保守運用メンバー募集
募集されている案件の多くはパソコンを使う仕事で、経験や得意なことに応じて選べるほか、「事務・カンタン作業」では、アンケートやデータ入力、内職、写真投稿など、パソコンさえ使えれば、スキルが特にない初心者でも気軽に始められる仕事が多いです。
案件数は多い?
クラウドワークスは募集案件が多く、常時35万件以上の仕事があります。
特にカンタン作業のカテゴリーでは、13万件以上の募集がありました。いつのタイミングでも一定の仕事が募集されているため、仕事がないことはほとんどありません。
クラウドワークスで仕事を始めるには?
クラウドワークスで仕事を始めるには、手続き等はなく、登録すれば即日仕事が始められます。
メールアドレス、ユーザー名、パスワードなどを登録し、プロフィールにスキルや経歴を記入し、受けたい仕事のジャンルを記載しましょう。
個人情報やスキルは任意事項ですが、記入することで仕事の幅が広がったり、スキルに合う案件のスカウトが来ます。
仕事は、タスク形式とプロジェクト形式に分かれており、タスク形式は事前に交渉などが不要で、すぐに仕事を始めることが可能。1時間以内に仕事を終えて納品すると、クライアントの承認が得られ次第報酬が手に入ります。
プロジェクト形式の仕事は、継続的な案件がメインで、仕事を受ける前にスキルチェックや経歴を確認されることが多いです。
手数料と報酬の受け取り方法
クライアントから支払われる報酬に応じて、サイトを仲介するクラウドワークスにシステム手数料を支払わなければなりません。
手数料は、タスク形式の案件は20%、10万円以下の契約金額で20%、10万円以上20万円以下で10%、20万円以上で5%がかかります。1件1,000円のタスク案件では、実質800円の報酬です。
報酬の支払いは基本的に月2回ですが、一定の金額を超えたら振り込むキャリーオーバー方式も選べます。
支払いは現金で銀行振込となり、楽天銀行の場合は1回100円、他銀行への振込は500円です。
おすすめの稼ぎ方・仕事
クラウドワークスでおすすめの仕事
案件は多いクラウドワークスですが、システム開発やデザインなどは一定のスキルや実績が必要です。
特別なスキルがない人は、まずは「事務・カンタン作業」のカテゴリーを選びましょう。カンタン作業の仕事は、1件数十円〜1,000円程度で、アンケート、データ入力などが中心です。
アンケートは、身近にあるものやサービスに関して率直な感想や意見を記入するだけで報酬が得られます。数分あれば回答できるため、すきま時間を活用できるでしょう。
データ入力の仕事は、インターネットで情報を調べて指定されたフォームに入力するもの。コツコツと正確に作業をすることで誰でも報酬を得られます。
アンケートやデータ入力よりも単価が高い仕事はライティングや画像・動画編集です。
ライティングというと経験が必要なイメージがありますが、消費者目線のブログや記事を書いて欲しいクライアントは、初心者歓迎でサポート体制を整えていることも多く、1文字0.3円〜1円程度の単価で5,000文字のブログを書けばそれだけで、5,000円の報酬が得られます。
画像や動画の編集は、画像を切り抜いたり、動画にテロップを入れる仕事で、画像編集のソフトと編集技術があれば1件2,000〜1万円程度が稼げるでしょう。編集技術は独学で学んだり、仕事をしながら身につきます。
クラウドワークスで稼ぐには
カンタン作業の仕事は、単価が安い仕事があり、時給に換算すると100円程度になってしまうケースも。単価が0.1円以下のような仕事は、件数をたくさんこなしても稼げないことがほとんどです。
仕事を選ぶときには、なるべく単価が高い仕事を選びましょう。
仕事詳細で「この仕事は、相場に対して報酬額が低い可能性があります。」の表示がある時は単価が低いため、受注するのを避けましょう。
クラウドワークスで稼ぐ時のポイント
タスク形式や初心者歓迎の仕事で経験を積む
クラウドワークスでは、経験やスキルに応じてより単価の高い仕事を得られます。
クライアントは、受注数やプロフィールなどを閲覧してからスカウトをすることが多いです。初めてで特別なスキルがなくても、案件を積み重ねていくことで受注数や「ありがとう」の数、経験値がアップします。初心者歓迎の仕事は、仕事のコツや文章の書き方などを無料で教えてくれることがあり、仕事をしながら役立つスキルが身につくでしょう。
タスクは誰でも取りかかることができる上、クライアントは作業数の30%しか拒否できない仕組みのため、大きなミスや大幅な修正が必要でなければ基本的に承認されるため、安心して仕事を始められます。
単価の高い仕事や経験を積める仕事を選ぶ
データ入力やアンケートの仕事は単価が安く、その場限りの仕事になりがちです。
ライティングや画像加工などの仕事は初心者から始めて独学で学び、単価を上げていく人がほとんどで、全くの初心者でも気軽に始められます。
副業を続けることでより高い単価が期待できる仕事を選びましょう。
まとめ
クラウドワークスには、副業が全くのはじめてという人やスキルが何もないという人でも気軽に副業ができる仕事があります。
空いた時間で気軽にできるアンケートの仕事やパソコン操作ができればやった分だけ稼げるデータ入力の仕事は副業を始めるのにぴったりの仕事です。
ライティングや画像編集の仕事は続けることでスキルが身につき、より高い報酬を稼げるようになります。まずはクラウドワークスに登録し、タスクの仕事や初心者歓迎の仕事から始めてみましょう。