副業基礎知識

投資(株・FX・仮想通貨など)は副業に入る?副業におすすめの投資も紹介

投資

「つみたてNISA」などを政府が投資を推進する中、投資自体のハードルが下がり、投資のプロでなくても、本業を持ちながら気軽に投資を始められるようになりました。

投資をすることで、本業の仕事に影響が出てしまうのか気になる人がいるのではないでしょうか。

ここでは、投資は副業に入るかどうかの疑問点を解決し、本業を持つ人におすすめの投資法を紹介します。


投資とは?

投資について解説していきます。

投資って?

利益を得るために自分の資金を投じて、株式や投資信託などを購入することを投資と呼びます。

投資によって得られる収益は、分配金や配当金のほか、投資した株や投資信託を売却することで収益を得るのが一般的です。投資では、それぞれ投資対象は違うものの、どちらかの方法で収益を得ます。

貯金と投資の違い

「投資をすると損をしそう」「知識がなくリスクが怖い」などと考える人がいます。

貯蓄は、収入の一部を銀行の普通預金や定期預金にためること。定期預金などは利子がありますが、1年間の預入期間がある定期預金でも利子は0.002%〜0.2%程度で、100万円預けるとすると15円〜1,800円程度しか利子を期待できません。元本を割ることはありませんが、持っている資金を大きく増やすことができないデメリットがあります。

投資は、利益が出そうな企業に資金を投入することで、貯金より大きな利益を得ることが可能です。元本の保証はありませんが、年平均で4%〜5%の利益を期待できます。

銀行は安全なイメージがありますが、預けておくだけでは、物価が上昇してインフレになった時に持っている現金自体の価値が下がってしまうことも。インフレを避けるためには、株式や債券などで資産を管理しておくと安心です。

投資って安全?

投資で数百万円の損失を出すケースもあり、知識や情報収集なしで投資を始めると失敗してしまう種類の投資もあります。

数千円からできる少額投資や、比較的リスクが低い投資信託や個人向け国債などは損失を出す可能性が低いです。長期間保有することで、リスクの分散にもなります。

すぐに必要になる現金ではなく、余っている資金を投資に回すことで長期的に資金を増やすことが可能です。

投資の種類

投資にはさまざまな種類や方法があり、難易度も投資方法によって異なります。

多少のリスクは取りながらも短い期間で利益を得たいのか、リスクは最低限で、時間はかかっても安定的な収益を目指すのかによって投資する対象は変わってくるでしょう。

投資の種類にはどのようなものがあるのかをを詳しく紹介します。

株式投資

株式投資では、企業の株を保有することで得られる配当金と、株を購入時よりも高い価格で売却することで得られる売買益の2つの利益があります。

短期的な収益を希望する場合には売買益、長期的に利益を得るためには配当金で利益が出そうな株を選ぶのが一般的です。株式投資では、国内企業と海外企業の株を購入できます。

国内株は、配当金や株式優待などがあるため、株主優待を目当てに投資を始める人も多いです。海外株は、日本経済に直接影響を受けることなく、海外の経済状況が反映されます。株式優待の制度はありませんが、為替レートの変動や日本より高い配当金で収益が得られるがポイント。

企業の成長とともに株価も上昇するケースが多く、ユニークな事業を行なっている企業や成長が期待できる分野から株を選び、大きな収益を上げている兼業投資家がいます。株式投資では、どの企業の株を選ぶかは投資家次第のため、常に経済状況を把握し、企業の情報収集が欠かせません。

投資信託

投資信託は、自分で銘柄を選ぶ株式投資ではなく、専門家であるファンドマネージャーが選んだ株に投資を行います。

投資対象は、株式や不動産、債権までと幅広いですが、ひとつひとつの銘柄を選ぶことなく運用可能です。一度購入すれば運用は、プロが行うので手間がかかりません。希望する収益とリスクのバランスを取りながら、長期的に安定的な収益ができるファンドか、多少のリスクを取りながらも積極的に収益を確保するファンドを選べます。

一つの企業の株価が下がっても、別企業の業績が良ければカバーできるので、リスクをあまり取りたくない人も安心です。

債券投資

日本政府が発行する国債や企業が発行する社債まで、資金の提供をすることで利子を得られるのが債券投資です。

債券投資は、信用が高い団体であればあるほど利子は低く、国債の場合は0.05%、社債0.5%の利子が期待できます。社債は国債よりも利回りは高いですが、その企業の信用リスクや価格の変動リスクを考慮して購入しなければなりません。

債券は少額から購入できき、堅実に資産を増やしたい人に最適です。

純金積立

金を毎月定額で購入する純金積立の投資があります。金額や金のグラム数で投資額を設定し、金の価格変動の差で収益を狙う方法です。

金は投資対象が全世界で共通しているため、価値がゼロになってしまうことはありません。金は限られている鉱物ですが、世界経済の状況に応じて価格が大きく変動します。

少額からの投資が可能で、安全に資産を増やしたい人に向いている投資のひとつです。

外貨預金

外貨資金は、海外の外国銀行に外貨で預金を預けること。外国銀行は日本の銀行と異なり、金利が高く1%以上であることが多いです。

金利だけでなく、為替の変動で応じる利益も得ることができます。預金を引き出す時に預入時よりも円安であれば為替差益を得ることができますが、逆に円高のときには損をしてしまうことも。円高の時には資金を引き出さず運用を続けることで、為替変動のリスクを避けることができるでしょう。

FX

FXは為替レートの変動で収益を得る方法。米ドルと円での取引では、100円の時に購入して、110円の時に売り出せば1ドルにつき10円の利益を出せます。

1万ドル分を購入していれば、それだけで10万円の収益を出せるのです。レバレッジという仕組みを利用して手持ちの資金の25倍の取引ができるため、資金が少なくても大きな利益を得ることも可能でしょう。

FXでは、相場の変動で為替レートが大きく変わることや、金利の変動、不安定な新興国通貨のリスクなどがあります。損失リスクを最低限に抑えるために、ロスカットや資金を分散させるなど仕組みをよく理解した上で投資を始めることが重要です。

暗号資産

ビットコイン、イーサリアムなどに代表される仮想通貨の暗号資産は、銀行や国を通さずにユーザー同士で取引できる仕組みです。

暗号資産は1,000種類以上の種類があり、値上がり益やマイニングという追記作業で稼げます。値上がり益は、他の投資と同様に通貨の価値が上がれば上がるほど収益を得られ、マイニングは、取引台帳に追記処理を記述する作業をすることで通貨運用への見返りとして支払われる報酬です。

暗号資産を購入するには、主に取引所を利用し、500円程度から購入ができます。価格変動が大きい分、短期間でも大きな利益を期待できますが、逆に損をしてしまうリスクがあるため、少額から始めるのが良いでしょう。

不動産投資

国内のアパートやマンションを購入し、売却や賃貸で収益を得るのが不動産投資です。

不動産を購入する際にはローンを組めるものの、資金に余裕のある人が向いています。借主がいれば、毎月決まった金額の賃料を得ることができるため、労力をかけずに収入を得る方法として人気です。

マンション投資では3%〜6%、アパート1棟では6%の年間利回りを期待できますが、地域や建物によって異なり、物件の購入時には希望の利回りが確保できるかを確認してから購入する必要があります。

海外不動産投資

日本にいながら海外の不動産物件を購入して投資できます。

国内と同様に購入資金が必要ですが、海外の物件は年数とともに価値が上がる傾向にあり、売却で利益を出すことが可能です。日本、イギリスのほかアジアではマレーシアやタイの物件に人気があります。

アメリカやマレーシアの住宅価格は住宅需要と価格の高騰により、10%以上の高い利回りが期待できる地域も。海外不動産投資をする時には、現地の不動産情報に詳しい信頼できるエージェントなどを利用することがポイントです。

先物取引

先物取引は、将来購入する価格を事前に約束し、約束通りに売買をする投資です。

先物取引では、金やガソリン、トウモロコシ、小豆などの銘柄があり、興味がある銘柄を選んで投資をします。

銘柄が約束をしていた価格より実際の価格が値上げしていればそれだけ安く購入ができ、逆に値下げりしてしまうとその分が損益に。価格が大きく変動する銘柄への投資だからこそ、事前に希望する価格で購入できるのは変動リスクを少なくするために有効です。

投資は副業に入る?

投資は副業?

投資は副業に入るのでしょうか。副業を禁止している企業は依然多く、副業が簡単にできないという人が多いです。

注目が集まる投資は、副業のアルバイトのように労使関係を結ばず、資産運用に該当します。副業に当たらないため、副業が禁止されている公務員や副業禁止の会社でも堂々と投資ができるでしょう。

投資を就業時間以外の時間にすることは問題になりませんが、就業時間内に取引を行ったり、夜間に取引を行うことで本業に差し支えることがあると就業規則違反になってしまいます。

会社の内部情報や立場を利用し、情報の公開前に投資を行うとインサイダー取引にあたり、法律違反になるので注意が必要です。

バレる投資

投資をやっていることがバレるのは、「同僚」と「住民税」の2つです。

就業時間内に株式のチャートを見ていたり、取引で得た利益のことをを同僚に話すことでバレてしまうことがあります。

会社のパソコンを使い、業務中に投資を行うことで就業規則違反にあたるケースがあるため注意しましょう。株式投資で得た利益にかかる住民税は、本業分の住民税と合わせて会社に通知され、バレてしまうことがあります。

確定申告の必要がない「特定口座」を選べば、証券会社が源泉徴収をするため、会社に住民税の通知は行きません。

バレない投資

口座開設時に源泉徴収のある「特定口座」を選ぶと、証券会社が納税をするため会社側に投資をしていることはバレません。

特定口座を選ぶと確定申告自体が不要になり、会社にもバレないというメリットがあります。

特定口座を選ばない場合には確定申告の必要がありますが、その場合には「普通徴収」を選び、投資にかかる住民税は自分で支払いましょう。

副業におすすめの投資

副業で始めるのにおすすめの投資をご紹介します。

投資信託

投資の未経験の人や忙しい人に最適なのが投資信託です。

毎月数千円程度からの少額投資ができ、運用は専門家が行うため、一度預けてしまえば、ほぼほったらかしで投資ができます。本業の仕事中に売買をする必要もないため、投資をしていることもバレにくいです。

日経平均株価などとともに変動するインデックス型のファンドを選ぶことで、リスクを抑え、長期的に安定的な収益を得られるでしょう。

株式投資

積極的に利益を得たい人は、株式投資を始めると良いでしょう。

日本国内の株を選べば、株主優待などの特典もあり、よく利用する企業を選ぶとお得です。多くの兼業投資家は、数年かけて定期的に資金を投入することで資金を増やしています。

資金100万円程度から始め、数十年かけて1億以上の資産を作る人も。源泉徴収の特定口座を選ぶことで会社にバレることもありません。

不動産投資

事業性があるように思える不動産投資ですが、相続などで不動産を保有するケースも多く、住民税に注意し、同僚へ話さない限りはバレない投資です。

不動産投資は、マンションなどの物件を購入して管理会社へ管理を依頼すれば手間がほとんどかかりません。

不動産投資信託のREITは、投資信託と同様、専門家が運用をするため忙しい人でもバレずに運用できます。

まとめ

副業が禁止の会社でバレない収入アップを考えている人は、投資を始めたいと思うのではないでしょうか。

投資は副業にあたらないため、副業禁止の会社でも安心して始められます。投資は、デイトレードのような1日中値動きをチェックしていなければならないものだけではありません。

6ヶ月、1年という比較的長いスパンで運用をしていく投資信託や株式投資を選べば、安定的な収益が期待でき、不動産投資などは、引退後の収入を確保することにも有効です。

投資では確定申告が不要な特定口座を選ぶと、会社にバレることなく始められます。