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副業でハンドメイドの仕事を受けるためのおすすめサービス

ハンドメイド

手作りのピアスや布小物などを販売するハンドメイドの仕事。

ハンドメイドが趣味であれば、好きなことで収入を得られる画期的な副業です。ハンドメイドを副業として始めるには、どのような準備が必要でしょうか。

ここでは、ハンドメイドで副業をするときに知っておくべきことを紹介します。


ハンドメイドの副業とは

ハンドメイドの副業について解説します。

ハンドメイド品とは?

アクセサリー、ファッションアイテム、キッズ用品など、ハンドメイドの作品として販売できるものはたくさんあります。

ハンドメイドは小物のイメージがありますが、家具や観葉植物なども手作りで販売可能。

大量生産の市販品とは違う商品を求めるユーザーが、ハンドメイド作家から購入する傾向にあるため、オリジナリティの高い作品が人気です。

初心者でもハンドメイド品を販売できるの?

材料の購入と作品の販売がインターネット上で簡単にできるようになり、ハンドメイド作家になれる敷居が下がりました。

資格や経験に関係なく、誰でもハンドメイド作家なれるため、販売の経験がない人でも安心して副業を始めることができるでしょう。販売にあたっては、作品自体に魅力があることと価格が適正であることがとても重要です。販売件数が少ない間は、高すぎる値段設定は避け販売経験を積みます。

売れ筋の作品がわかったら、デザインを変えながら値段を少しずつ上げると失敗しません。

ハンドメイドの副業を始めるには?

ハンドメイドの副業を始めるために必要なことを解説します。

まずは何を作るか決める

どんなハンドメイド品を売るかは自分で自由に決められますが、ユーザーが求める商品を販売しなければ売上につながりません。

販売する作品でしっかりと利益を得たいという人が多いのではないでしょうか。ユーザーがよく購入している作品を中心に製作すれば、ユーザーの目に留まりやすく、購入される可能性も高いです。

何を作るかは、ユーザーに人気のカテゴリーから選ぶようにしましょう。

ハンドメイドで人気のカテゴリー

ハンドメイド品で主に人気のカテゴリーは、アクセサリー、ファッションアイテム、小物類です。

場所をあまりとらずに専門知識がなくても始められるのが、ピアスやネックレスなどのアクセサリーの製作。材料が入手しやすく、手先が器用であれば比較的容易に作れるでしょう。

ワンピースやシャツなどのファッションアイテムは、特に人気のカテゴリーのひとつですが、ミシンや裁縫の技術が必要です。着用感やデザインにこだわったファッションアイテムは、幅広い年代のユーザーに支持されています。

小物類は、財布やアロマキャンドル、スマホケースなど。ファッションアイテムと同様、製作には知識や技術が必要ですが、日常を豊かにしたいというニーズから需要が高まっています。アクセサリーは誰でも簡単に販売できる反面、ライバルが多く他の作家と差別化を図らなければ売上を伸ばすことができません。

ファッションアイテムや小物販売は製作する難易度は上がりますが、ライバルが少なく、比較的容易に売上を上げることができるでしょう。

ハンドメイド品を販売できる場所

今までハンドメイド品の販売は、雑貨店での委託販売や自分でネット上にお店を開くなど限られたものでした。

インターネットを使った販売の選択肢が増え、誰でも簡単にハンドメイド品を売ることができます。在宅で製作〜販売までが可能な方法は、ネットショップ、ハンドメイドマーケットプレイス、フリマアプリです。ネットショップは、自分のハンドメイド作品を専売できるホームページ。ホームページを作っただけでは集客が難しいため、InstagramなどのSNSを使って作品を紹介するなどしてファンを集めることが重要です。

ハンドメイドマーケットは、ハンドメイド作品に特化した販売サイトのこと。支払いはサイト経由のため、商品の出品と発送のみに集中できるメリットがあります。フリマアプリは、スマホさえあれば中古品からハンドメイド品までの売買ができる手軽なアプリです。

フリマアプリでの販売がおすすめ

メルカリやヤフオク!などのフリマアプリは、不要品を販売するサイトとして人気ですが、ハンドメイド販売初心者にもおすすめです。

フリマアプリは、知名度から集客が見込め、取引は匿名で行えます。決済もアプリが代行してくれるので、商品代金が振り込まれないなどのトラブルはほとんどありません。中古品がメインのマーケットのため、ハンドメイド品の価格は低めに設定すると売れやすくなります。

フリマアプリからはじめて、自分の販売サイトを持つようになったハンドメイド作家もおり、自分の作品が売れるかどうかを試したい人や、匿名で取引を行いたいという人に最適です。

ハンドメイドの販売を始めるなら、まずはフリマアプリを活用しましょう。

ハンドメイドの副業(販売)におすすめのサービス

ハンドメイドの副業をするのにおすすめのサイト・サービスを紹介します。

ハンドメイドマーケットプレイスってどんなサービス?

ハンドメイドマーケットプレイスは、ハンドメイド作品を売りたい人と買いたい人が集まるインターネット上のマーケットです。

ハンドメイド作品に絞って商品を探しているユーザーが多く、フリマアプリよりも単価が高いです。作品の出品から販売までがサイト上で行え、アプリを使えばスマホだけで完結でき、PCは必要ありません。

登録料や利用料が無料で、販売手数料が通常10%〜20%かかります。ユーザー数が多いサイトを選べば、サポートもあり安心して出品できるでしょう。

minne(ミンネ)

minne国内最大規模を誇るハンドメイドマーケットプレイス。

ユーザー数が圧倒的に多く、初心者でも販売しやすい環境が整っています。作品数は1000万点以上、カテゴリーは、アクセサリーや洋服などの定番アイテムからジャムやクッキーなどの食品までさまざまです。ユーザーの性別は女性が圧倒的に多く、20代から40代の世代が占めています。

ミンネ会員になると、ユーザー同士での交流ができ、SNSのような役割で使うことも。作品はミンネに出店するには、出店料や月額費用はかからず、誰でも簡単に出品できます。

商品が売れた時の手数料は10.56%振込手数料が220円です。

Creema(クリーマ)

Creemaは、19万人以上のハンドメイド作家が出店しているハンドメイドマーケットプレイスです。

ユーザー満足度や1人あたりの売上単価でナンバーワンをとったこともあり、ハンドメイド作家に支持されています。アクセサリー、ファッション、雑貨のほか、焼き菓子やお酒のカテゴリーまであります。

ユーザーは20代から40代の女性が中心で、質の高くセンスが光る作品を探している人が多いです。ネット販売だけではなく、ハンドメイドインジャパンフェスなどのイベントへの出店などもあり、ハンドメイド作家をサポートしています。

出店・出品料は無料で、販売手数料は11%振込手数料は売上や振込先によって異なり、55円〜275円です。

iichi(いいち)

iichiは、ものづくりをする人と使い手をつなげるマーケットサービス。

アクセサリー、ファッションなどのカテゴリーはもちろん、器や木工製品、置き物など工芸品にも力を入れているサイトです。ユーザーは女性だけに限らず、30代から50代までの男女が多く、男性向けのアイテムも多いのが特徴。現在出店には審査はありませんが、以前審査があった関係で、職人やレベルの高いハンドメイドが集まります。

出店・出品は無料で、販売手数料は20%振込手数料は振込金額に応じて異なり、55円〜275円です。

BOOTH(ブース)

BOOTHは、アクセサリー、フィギュア、コスプレ用品などの手作り品をはじめ、アニメやゲームに関する作品が数多く集まるハンドメイドマーケットプレイスです。

イラスト入りのTシャツや動物をテーマにした小物など、個性的なアイテムが揃います。匿名発送に対応しており、出店、出品料はかかりません。

サービス料は5.6%+22円と安く、振込手数料は200円〜300円です。

Etsy(エッツィ)

Etsyは、世界最大規模のハンドメイドマーケットです。

アメリカのサイトですが、日本版が2016年に登場し、日本語での出品が可能です。全世界のクリエーターが出品していて、ジュエリー、アパレル、雑貨からビンテージアイテムまで幅広い作品が人気です。

海外のユーザー向けにハンドメイド商品を売りたい人は活用するとよいでしょう。出品料は約22円、商品が売れると5%の取引手数料とPaypalの入金手数料がかかります。

メルカリ

CMでおなじみのフリマアプリのメルカリ。スマホさえあれば、簡単に売買ができることから、断捨離で活用している人も増えました。

メルカリでは、不要品の他にハンドメイド品の販売も可能。不要品の販売と同じように、売りたい商品をスマホのカメラで撮影して、商品説明を入力して出品すれば、誰でもすぐに商品の販売ができます。メルカリでは、ハンドメイドピアスやレッスンバッグなどが人気です。メルカリのユーザーは、20代や主婦などが多く、キッズ向けハンドメイド作品やリーズナブルなアクセサリーなどの需要があります。

メルカリでは、販売手数料の10%が差し引かれて売上金が支払われ、売上金の振込手数料は1回200円、メルカリポイントとしてメルカリや提携店舗のショッピングで使用可能です。

ヤフオク!

オークションサイトのイメージが強いヤフオク!ですが、オークション形式のほか、定額出品のフリマアプリとしてさまざまな商品が売買されています。

中古品販売の企業が参入しており、レアなアイテムを探しているユーザーが多いです。刺繍バッグや着物をリメイクした洋服など、個性の高いアイテムに人気が集まります。オークション形式のハンドメイド作品は、入札が殺到しワンピースで3万円以上になることも。

ヤフオク!の出品は0円、Yahoo!プレミアム会員は落札時に8.8%、会員登録なしでは10%の落札システム料がかかります。

BASE(ベース)

BASEは、ネットショップが作成できるツールです。

デザインやアクセス解析ツール、決済機能が備わっているため、誰でも簡単にネットショップを開くことができます。テンプレートを使うことで、デザイン性の高いネットショップが知識がなくても開設可能です。BASEを開設するのは無料ですが、BASE上で販売が成立するとそこからサービス利用料の3%と決済手数料の3.6%が発生します。

BASEを通じて150万以上のショップが開業していることから、気軽にショップをオープンしたい人に選ばれているサービスです。

副業で年間20万円以上の所得は確定申告が必要

副業の確定申告について解説します。

副業の確定申告とは?

会社勤めなどの本業を持ち、毎年年末調整をしている人は通常確定申告をする必要はありません。副業をして給与所得として2ヶ所以上から給与をもらっている人や、副業の収入が年間20万円を超える人は確定申告をする必要があります。

この場合の所得は、収入から経費を引いた金額です。ハンドメイド品の販売をし、材料費などを引いた金額が年間20万円以内の場合は、確定申告をする必要はありませんが、確定申告をすることで払いすぎた税が戻ってくることがあります。

会社に副業がばれる?

副業禁止の会社に勤めている人や会社に副業を知られたくない人は多いです。確定申告をすると、副業でかかる住民税額も合わせて会社に通知がいきます。

本業でかかる住民税額より多いと会社側に疑問を持たれ、副業がばれてしまうケースが多いです。徴収方法を自分で納付をする「普通徴収(特別徴収)」を選び、確定申告書にチェックを入れれば、会社側に副業分の通知が行くことはありません。

確定申告のやり方

副業における確定申告は、税理士を雇わずに自分で行えます。

確定申告は、住所を管轄する税務署で、1月1日〜12月31日までに得た所得を翌年の2月16日から1ヶ月程度の間に行わなければなりません。税務に関する知識がなくても、税務署には申請のサポートをしてくれるスタッフや税務署員がいるので、領収書などを持参してその場で確定申告書を作成できます。

e-Taxや郵送を使えば、税務署に行かなくても申請は可能。ハンドメイド品の販売にかかった経費や得た収入は申請前にしっかりと確認しましょう。

まとめ

副業でハンドメイド作品を作って売りたい人は、フリマアプリやハンドメイドマーケットプレイスを使うと簡単に販売を始められます。

使うサイトによって売れているカテゴリーや単価が異なるため、自分が作りたいアイテムや目的に応じて使い分けましょう。

ハンドメイドの販売が初めてなら、アクセサリーや布小物が人気のフリマアプリ、メルカリからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。