副業禁止の会社で働いているけど「生活のために副業したいのでバレたくない」という人や「会社にプライベートを知られたくないのでバレたくない」という人も多いですよね。
単発バイトやデリバリーの仕事は空き時間で働きやすいですが、偶然会社の人と遭遇するリスクはゼロではありません。
今回は人に会わないタイプの副業中心に、バレない副業ランキング7選をご紹介します。
副業に該当しない副業とは?
副業が一般的になり、本業と別に収入を得ることを「副業」と呼びますが、具体的に何が副業と定義されるかは明確に決められていません。
そのため、副業禁止の会社が具体的にどこまで禁止するのかは規則によりますが、基本的に投資やフリマ、ハンドメイド物販などは副業に当たりづらいです。
投資・フリマ・ハンドメイド物販など、どれも本業以外の稼ぎのことを総称して「副業」と呼ばれることがありますが、副業禁止の規則に該当しない副業もあるということを頭に入れておきましょう。
公務員は法律によって副業禁止がされています。公務員でもできる投資もありますが、稼いだ金額や禁止されている取引があるので十分に注意してください。
副業がバレた理由で多いケース
会社に副業がバレるケースは以下のケースがあります。
- 天引きされる住民税が他の人より高いことでバレる
- 誰かに副業の話をしたことが広まってしまう
- 働いているところを目撃されてしまう
- 睡眠不足などで本業に支障がで始める
副業でアルバイト・パートをすると、業種によっては目撃されてバレる可能性があります。
給与所得(アルバイト・パート)として得たお給料は会社ごとに「給与支払い報告書」というものが発行されるため、天引きされる住民税が増えることで発覚の可能性が高くなります。
報酬(業務委託・フリーランスなど)で得た収入なら100%バレないというわけではありませんが、確定申告の際に普通徴収(自分で納付)を選択することで、副業分の住民税を天引き分と別で支払うことができるので、会社バレの可能性を低くできます。
「マイナンバーや副業先から本業先になにか通達がされるのでは?」という心配をする人も多いようです。
基本的に直接的な連絡が入ってバレることは犯罪でも起こさない限りはないので、やはりバレるとすれば本人の言動に出てしまうことや、税金の処理がうまくいかずに本業の天引き分が増えてしまうことが要因です。
会社バレしないためのポイント
副業が会社バレしないためには、以下の点に気をつけましょう。
- 会社の人に言わない
- 人と会わない仕事を選ぶ
- アルバイト・パートは避けて単発や業務委託の選ぶ
- 確定申告の際は「普通徴収(自分で納付)」を選ぶ
- 副業を疑われるような行動を取らない
副業していることをバレたくない場合、どんなに仲がいい同僚でも基本的に話さないスタンスでいることが大事です。「うっかり話してしまった」「スマホのやり取りを見られた」など、どんな些細なミスでバレるかもわかりません。
バレる可能性があることはできるだけ避けて、あとは税金面をほったらかしにして気づかないうちに疑われることにも気をつけましょう。
税金・確定申告については後ほど詳しく解説をします。
会社にバレないおすすめの副業ランキング
会社に副業がバレるのは「他の人より天引きの住民税が高い」「仲の良い同僚に話したら広まってしまった」などのきっかけが一番多いです。
ウーバーイーツやキャバクラなどは給与(アルバイト・パート)ではなく、報酬(業務委託・フリーランス)の扱いになるため、副業に適している職業ではありますが、会社の人に遭遇するリスクがあるので会社バレを絶対に防ぎたいという人は避けたい職業ですよね。
在宅・人と会わない・バレない副業をランキング形式でご紹介します。
1位:クラウドソーシング
クラウドソーシングは仕事を発注したい人と受注したい人を繋げるサービスです。
クラウドソーシングの仕事には初心者向けの仕事からプロ向けの仕事まで様々ですが、在宅でスキマ時間にできる仕事も多いです。
なかでも以下の仕事は副業として名前も上がりやすく、在宅でできるので会社にバレづらくおすすめです。
- WEBライティング
- 覆面調査
- モニター
- 文字起こし・テープ起こし
- データ入力・リスト作成
- タスク(アンケートや短めの文章作成)
特にWEBライティングは頑張り次第で未経験からでも高単価を目指せる可能性が高く、クラウドソーシングだけで月収20〜30万円程度稼ぐ主婦も珍しくありません。
1件ずつ受注式のプロジェクト案件にも、「簡単な感想文」「ペットの写真募集」「指定の場所をスマホで撮影してきてください」など、簡単にできる案件が豊富です。
プロジェクト案件を完了させると、サイト上の受注実績となり、将来的な受注のしやすさや単価アップに繋がることがあるのでコツコツと段階を踏んでスキルアップしていくのがいいでしょう。
大手のクラウドソーシングなら、まずはランサーズやクラウドワークスに登録してみるのがおすすめです。
2位:株式投資
投資は副業に当たらない可能性が高く、取引画面を見られない限りはバレることはありません。
株式投資は難しいイメージもあるかもしれませんが、最近では「ミニ株」「プチ株」なるものも出てきて100円程度の少額から気軽に株を始められるサービスも増えてきています。
ネット証券から取引すれば土日祝日などのお休みを除き、営業時間内なら自宅いつでも売買ができて、短期取引もできるため株を売った利益はすぐに出金することも可能です。(営業時間9:00〜11:30、12:30〜15:00)
投資額が少なければ利益も少ないので、月数万円程度の利益を狙うのであれば50万円〜100万円程度の投資が必要です。
まずは仕組みを理解するために少額投資から始めてみるのもおすすめです。
少額の株式投資なら楽天証券やLINE証券を試してみてください。
3位:FX
株式投資と同じく投資なので副業禁止の規則にも反さない可能性が高く、短期取引でも大きく稼げる可能性のある副業です。
FXも1,000円程度の少額投資が可能で、一気に値段が上がれば短期取引でも大きく稼げる可能性があります。逆に一気に下がれば大損する可能性もありますが、ロスカットといって自分の資金以上に下がらない仕組みがあります。
余裕資金を入れておけば、下がってしまってもまた上がるのを待つことができます。最近では「ここまで下がったら買い、ここまで上がったら売る」という設定を自分で決めて自動売買できるサービスもあり、忙しい会社員にも向いています。
デモトレードといって、実際にお金が発生しない形でFXを試せる機能もあります。まずはどのくらい投資でどのくらいリターンがあるのかを感覚で掴んでみてはいかがでしょうか。
自動売買システムのある証券会社はみんなのFXやマネースクエアジャパンなどがあります。
4位:不動産投資
不動産投資といえば「不動産を購入する」「初期費用が高い」ということで避ける人も多いのではないでしょうか。
最近では1万円程度の少額から始められる「不動産クラウドファウンディング」というサービスが増えています。ひとりで投資するのではなく、複数人で投資して運用はおまかせしておいて、運用期間終了後に元本と分配金を受け取ります。
少額から投資できるので、複数の物件に分散投資することも可能です。
しかし、短期取引が可能な株式投資やFXと比べると、中期投資〜長期投資でしばらくお金を預けておくことになるので、利益は出たとしてもすぐに手元に現金を作ることはできないデメリットがあります。
また、常に募集があるわけではないので、登録してから募集開始までに時間が空いてしまう可能性などのデメリットもあります。
1万円から始める不動産投資ならCREALやOwnersBookなどが有名です。
5位:アフィリエイト(ブログ)
アフィリエイトは自分のサイトやブログで商品やサービスを紹介し、特定のアクションが起こると報酬発生するという稼ぎ方です。
「諸費費用がほとんどかからない」ことで初心者にもおすすめされやすい副業です。ほぼ無料で誰でも簡単に始められるものの、紹介リンクを貼れば売れるというわけではないので、集客するための戦略や勉強も必要になってきます。
Googleのアップデートによって順位が上がりづらくなったことで、他のSNSを使って集客するなどの戦略が必要になっているため、中身のない記事を量産するだけでお小遣い稼ぎするのはなかなか厳しいでしょう。
ブログやサイトで何かを発信したい人・趣味で続けながら試行錯誤できる人・コツコツ作業するのが好きな人におすすめの副業です。
6位:せどり
「せどり」とは、売れそうなものを安く仕入れて高く売る副業です。
いわゆる転売の部類ですが、レアなものを大量に買い占めるのではなく、例えば海外で安く仕入れた服を日本で高く売るなどがせどりのイメージです。
他にも、「大量仕入れで値引きされていたものを仕入れて、定価で売る」「中古ショップで激安価格のものを仕入れて、高値で売る」「卸業者から仕入れて、定価で売る」などがあります。
中古ショップは価値のあるものが驚くほど安値で売られていることが多くあります。安く仕入れて、メルカリやヤフオクなどで売ることで価値のわかる人が買ってくれる可能性が高くなり、その差額が利益となります。
適当に仕入れてしまうと在庫を抱える可能性も高く、必需品買い占めの転売などはサイトの規約違反や法律違反となり罰される可能性もあります。
海外や日本のトレンドに敏感な人や、売れ行きに常にアンテナを張れる人にはおすすめの副業です。
7位:ポイントサイト(ポイ活)
ポイントサイトはネットショッピングの際にサイト経由することでポイントの二重取り・アプリのダウンロード・無料会員登録・資料請求などでポイントを稼ぎ、貯めたポイントを現金や電子マネーに交換できるという副業です。
がっつりと稼ぐのは難しい場合が多いですが、積極的な友達紹介や高額案件の利用で月数万円〜20万円程度稼いでいる人もいます。
特にクレジットカード作成や証券口座の作成などは、ポイントサイトの広告リンクから利用することで10,000pt〜50,000pt程度の高額ポイントがもらえることが多いです。
自分の月収をインスタやブログなどで公開して友達紹介することで定期的な紹介ポイントをもらって稼いでいる人もいます。
クレジットカード作成や口座作成には限度があるということや、ポイント付与条件が「○円以上の利用」などハードルが高いことがあり、基本的には副業というより「コツコツお小遣い稼ぎ」に向いています。
年間所得が20万円を超えると確定申告が必要
会社員の人が副業での稼ぎが年間20万円を超えると、確定申告が必要になります。
年間所得の考え方は、経費を除いた金額が稼ぎということになります。所得が20万円だとしても副業のためにかかったインターネット代やサーバー代などの経費を差し引きして20万円未満であれば確定申告が不要になります。
確定申告が不要の場合も、副業で1円でも稼いでいれば別途住民税の申告が必要になるので注意しましょう。
確定申告で会社バレしないためには?
会社員は基本的に「特別徴収」と言って住民税が給料から天引きになっています。
確定申告をすると、副業で稼いだ分他の人よりも税金が高くなってしまい、会社バレのリスクが高まります。
確定申告をするときは「普通徴収(自分で納付)」に丸を入れることで、副業分の住民税は納付書として別で支払いすることができるようになります。
ただし、住んでいる地域によっては理由がなければ普通徴収が認められない場合もあります。あらかじめ、役所などで確認を取っておくのが確実です。
確定申告をしなければ会社にバレない?
「たいして稼ぎも多くないし、確定申告しなければバレないのでは?」と思う方もいるかもしれません。
副業の収入が多くない人でもマイナンバー制度によって脱税がバレやすくなったと言われています。脱税がバレた場合は、追徴課税といって元から払うはずだった金額よりもさらに高い税金を払わなければいけなくなる可能性もあります。
ふるさと納税や保険・医療控除などもしっかりと確定申告すれば、節税効果もあり、還付金で得する可能性もあります。
確定申告は先延ばしにせず、稼ぎが少ないうちからでもやり方を覚えておくのがおすすめです。
まとめ
今回は会社バレしづらい副業7選を紹介しました。
在宅でできる副業はたくさんありますが、誰でも簡単にできる副業は単価が低い傾向にあり、稼げる副業はどうしてもそれなりに知識・経験が必要になってきます。
ひとつの副業サービスにコミットして稼ぐのもおすすめですが、どれが自分に合うのかわからないうちはいくつかの副業サービスを掛け持ちしながらうまく使い分けていくのがおすすめの方法です。
特に本業で何かスキルがある人はクラウドソーシングサービスだけでも登録しておいて損はないでしょう。
スキルアップに時間が取れない人や、すぐに稼ぎたいという場合は転職を視野に入れることや、初心者向けの簡単な副業から始めてみるのがおすすめです。