ほしいものを買いたいけれど、親からのお小遣いが少ない!友だちと外出する機会が増えたのに、自由に使えるお金がない!
でも、学校はアルバイト禁止で、「どうやってお金を稼いだらいいか分からない、、」そんな風に思っている中学生・高校生の皆さんも多いのではないでしょうか。
そんな時は、ネットで稼げる副業がおすすめです!
ネットのみの仕事だったら、学校にバレたりする心配もなく、時間や場所を気にせず稼ぐことができます。
ですが、ネット上には初心者を狙った怪しいネット副業もいっぱいあります。トラブルに巻き込まれて、家族や学校に迷惑をかけたりすることは避けたいですよね。
そこで、今回は中学生・高校生でもできるような安全な副業と、トラブルに巻き込まれないよう気をつけたいポイントについてご紹介します。
ぜひ、この記事を参考に、学校生活に支障が出ないようにお金を稼いでみてくださいね。
高校生・中学生でも副業できるの?
結論から言うと、いわゆる「アルバイト」は校則で禁止されている学校が多いです。
接客業などのアルバイトは、束縛時間が長く学業に影響する可能性もありますし、また夜遅い時間帯になると安全面などで問題があることから、禁止している学校が多いのでしょう。
ですが、在宅でできるような「ネット副業」は特に禁止されていないことが多いです。なぜなら、ネットで稼いでいても、学校側は知るすべがないからです。
本業である学業に支障がでない程度であれば、ネットで稼いだお金をお小遣いにしたり、家計の足しにしたりすることもできるでしょう。
高校生・中学生でも安全にできる副業
高校生や中学生でもできる副業をご紹介します。
ポイントサイト・アンケートサイト
ポイントサイト・アンケートサイトは、ミニアンケートに答えたり、無料アプリのダウンロード、無料サービス登録などでポイントをためて稼ぐ副業です。
登録するにはほとんどのサイトで保護者の同意が必要になります。
たまったポイントは、銀行口座に振り込んでもらったり、PayPayやLINEポイントなどの電子マネーに換金してもらったりすることができます。
様々なジャンルの広告が掲載されているので、その中で自分が参加できそうなものを選びましょう。
中高生でもポイントをためられる案件は、
- ミニアンケート
- 無料サービス登録
- アプリダウンロード
- ミニゲーム
- ネットショッピング
などです。
高単価なクレジットカード発行やFX口座開設などの案件は中高生ではまだできません。
銀行口座の開設なら、まれにネット銀行で未成年でも自分一人でできるものもありますが、多くの場合親権者など法定代理人の同意が必要になります。
顔写真付きの本人確認書類や、本人や親権者の住民票、親権者のサインなどが必要になることもあるので、申込前に確認しましょう。
おすすめのポイント・アンケートサイト
ポイントサイト、アンケートサイトは個人情報の入力機会が非常に多いです。
信用できないサイトだと、自分の情報が漏れてしまうことがあるので、プライバシーマーク取得済み、SSL暗号化通信導入済みの、信頼出来る安全なサイトを利用しましょう。
以下に、私のおすすめのポイントサイト・アンケートサイトを紹介します。
- ポイントサイト…「Moppy(モッピー)」「ポイントインカム」「ポイントタウン」
- アンケートサイト…「マクロミル」「リサーチパネル」「infoQ」など
フリマアプリ・ハンドメイド販売
「フリマアプリ」を使った中古品やハンドメイド品の販売は、中高生でも始められる副業の一つです。
家にあるもう使わなくなった物や、自分で作ったアクセサリーや小物類などを売って稼ぐことができます。
フリマアプリ自体は、Google PlayやPlayストアで無料でダウンロードできます。
アカウントを作る際には、必ず保護者の同意を得ましょう。
出品方法は、自分の売りたい商品の写真を何枚か撮影し、商品のサイズや状態、ブランド名などを入力してアプリ上にアップするだけです。
買い手がついたら、アプリ内でメッセージのやり取りができるので、価格や発送日などお互いに確認し、後は綺麗に梱包して発送します。
おすすめのフリマアプリ
「メルカリ」「ラクマ」「ヤフーオークション」などが使いやすく出品物も比較的売れやすいです。
※注意
アカウントを作る際ほとんどのフリマアプリで、親など法定代理人の同意が必要です。万が一取引でトラブルがあった場合、保護者に連絡がいくようになっているので、始める場合はあらかじめ保護者の許可をもらっておきましょう。黙って始めて、後で問題にならないようにしてください。
そして、相手がいる副業なので、きちんとマナーを守ったコミュニケーションが必要です。相手にとっては、取引先が学生であろうが社会人であろうが関係ありません。雑な対応や非常識な言動をとってしまうと、クレームになりトラブルになることもあるので、丁寧な対応を心がけましょう。
商品に傷がある場合はあらかじめ明記したり、丁寧に梱包したり、発送したら必ず連絡するなども、気をつけたい所です。
また、ものによっては、転売が禁止されているものもあります。
例えば、海賊版のCD・DVD、アーティストのチケット、著名キャラクターがプリントされた生地で作ったハンドメイド品など、これらは全て法律によって転売が禁止されています。
知らずに売ってしまい、逮捕されてしまったケースもあるので、そうならないように事前に何を売ってはいけないのか調べておきましょう。
スキルシェアサービス(スキル販売)
大人の人にも副業でよく使われているのが、「スキルシェアサービス(スキル販売)」です。これは、自分の持っているスキルや特技に値段をつけて、ネット上で販売するサービスです。
例えば、絵を描くのが得意であれば、イラスト・デザイン画を売ったり、編み物が得意であればハンドメイドの小物を売ったりすることができます。
他にも中高生が売れそうなスキルは、ブログ記事のライティングや、恋愛相談、高校生の視点からのアドバイスなどです。
ただし、これもフリマアプリと同じように、相手(顧客)がいる副業です。
基本的な社会人マナーが必要です。
逆にいうと、この副業をすることで一足先に仕事をするとはどういうことなのか、学ぶことができます。
また、フリマアプリと同様に、利用には親権者などの法定代理人の同意が必要になります。
おすすめのスキルシェアサービス
「coconala(ココナラ)」「タイムチケット」などがあります。
報酬の受け取りについて
基本的には、どの副業でも受け取りには銀行口座が必須のことが多いです。
銀行口座で受け取る
未成年でも口座開設をすることはできますが、銀行によって条件が異なります。
ゆうちょ銀行
本人確認書類(健康保険証)、印鑑で比較的簡単に作れます。
ネット銀行
じぶん銀行、PayPay銀行などのネット銀行は、本人確認書類だけで作れます(※15歳以上)。
住信SBIネット銀行は18歳未満は作れません。
都市銀行
みずほ銀行や三井住友銀行などの都市銀行は親権者同意書や住民票などが必要になることがほとんどです。あらかじめ各銀行の規定を確認してください。
電子マネーで受け取る
ポイントサイトなどは、電子マネーで受け取ることもできます。
電子マネーも、すぐにアカウントが作れるものと保護者の同意が必要なものがあります。
PayPay
未成年は法定代理人の同意と自分の銀行口座があれば作れます。
LINEペイ
未成年でも本人確認だけで作れますが銀行口座が必要です。
稼ぎにくい副業、注意が必要な副業
ラインスタンプ
自分で描いたイラストをスタンプ化して販売出来る「LINEスタンプ」の副業は、数年前にとても流行りましたが、今はほとんど稼げないとも言われています。
理由は、スタンプを購入する人自体が減ってきたこと、常にものすごい数のスタンプが登録されていて、すぐに埋もれてしまいなかなか購入者の目に止まらないことです。
LINEスタンプで稼ぐなら、スキルシェアサービスなどでイラスト・デザインのスキルを登録した方が、まだ稼げる可能性が高いです。
Youtuber(ユーチューバ―)
Youtuber(ユーチューバ―)はここ数年、若者に人気の職業ランキング1位を取り続けていますね。ですが、実際に稼ぐには様々なハードルがあります。
Youtubeで収入を得るためには、動画に広告を付けて閲覧してもらうことが必要なのですが、Googleの広告を利用するには
「過去12か月の総再生時間が4000時間以上であること」「チャンネル登録者数が1000人以上であること」
この二つの条件を達成しなくてはなりません。
これらを達成するには、チャンネルを設立してから半年~1年以上はかかるのが普通です。学校生活を送りながら、視聴者にウケるような面白い動画を定期的に撮り、動画編集をし、投稿し続けるのはかなり大変でしょう。
また、動画で顔出しをすることで、学校や住所などの個人情報を特定される危険性もあります。配信するには、プライバシー面で最大限の配慮が必要です。
同じような動画配信系の副業で、「ライブ配信アプリ」もあります。
そちらの方がまだYoutubeよりは稼ぎやすいかもしれませんが、副業禁止の学校の場合、バレた時が大変ですし、Youtubeと同じように身バレの危険性があるので、顔出しをしない、窓からの景色や部屋の間取りを映さないなどの配慮が必要な副業です。
クラウドソーシング
成人した人にとっては魅力的な「クラウドソーシング(インターネット上で企業などから色々な業務を受注できるシステム)」も、未成年だと登録できないサイトが多いです。
高校卒業した18歳以上20歳未満であれば、親など法定代理人の同意があればできるものもありますが、基本的には中高生でできるクラウドソーシングサイトはほとんどありません。
※シュフティ、サグーワークスなどの例外を除く
バイト禁止の学校で稼いでいたらバレる?
中高生のアルバイトは、どうしてもバレることが多いです。
バレる理由は様々ですが、例えば飲食店のアルバイトだと先生や友だち、親が来店したことによってバレたり、また学校で友だちとの会話の中で発覚して、それが噂になってバレたりすることもあります。
どうしても、学費を払う必要があるなど稼がなければならない差し迫った理由がある場合は、高校へ申請すれば許可が下りることもあるので、一人で抱えずにまずは相談してみましょう。
無許可でバイトをして、停学・退学処分などになるよりも、堂々と働けるようにした方が良いです。
しかし、お小遣い稼ぎなどの理由では許可は降りにくいので、そういう場合はネットで稼げる副業がおすすめです。ネット副業はスマホで完結できるものも多いので、友だちにもバレにくいです。
副業詐欺には注意!
甘い言葉を謳った副業詐欺には気をつけましょう。
クリック・登録詐欺
インスタやLINEなどのSNSでよくある、「クリックするだけで○○万円もらえる」「RTしたら○○万円」「登録したら必ず報酬がもらえる」などの広告は、詐欺です。
連絡をしたら個人情報を盗まれた、高額の有料サイトへの登録を誘導された、副業に必要といわれて商品を購入させられた、などの例が相次いでいます。
本来、副業を始める前にお金を払わせるようなことはまずありません。
もし騙されてしまったら、親や学校にも迷惑がかかり、今後副業などできなくなってしまうと思うので、そうならないためにも、おかしな副業詐欺に引っかからないよう十分に注意しましょう。
誰が発信しているか分からないSNS上の副業広告は要注意です。
その募集をしている媒体や、サイトの運営会社が本当に存在しているのか、実績があるのかよく調べてみることです。また、ネット上で口コミがないか確認することも大事です。
受け子詐欺(運び屋)
Twitterなどで、「荷物引き受け」「運び案件 単発10万/1日」「お金がいい」などとうたって、詐欺などで儲かったお金など違法なものを運ばせる「受け子詐欺」も発生しています。実際に逮捕されてしまった学生の子もいます。
軽い気持ちで手を出したことが、一生を左右することになるので、こういった怪しい広告やツイートの詐欺には、絶対に手を出してはいけません。
副業詐欺だと思ったら
怪しい副業には手を出さないことが一番ですが、もし万が一「詐欺に遭ってしまった」と思ったら、「♯9110」(警察の相談専用の窓口)に連絡してください。110番と違い、詐欺かな?と思った段階でも相談できます。
まとめ
いかがでしたか。アルバイトをするのはハードルが高くても、ネットで稼ぐ副業なら中学生・高校生でもできるものがあります。
ほとんどの副業が、保護者の同意が必要になりますが、その方が安心な副業と言えるでしょう。
ネット上には、たくさんの副業広告があふれかえっているので、よく分からないものには手を出さないよう注意してくださいね。
以上をふまえて、学業にひびかないように、楽しく副業ライフを始めましょう!