近年はスマートフォンが普及し、よりインターネットが身近になりました。
webデザインのニーズが高まるなか、在宅ワークの普及や副業を解禁する企業が増え、パソコンひとつでできるwebデザインのお仕事は注目を集めています。
WEBデザイナーはどのようなお仕事をしているのか、WEBデザイナーの専門スキルを活かしたおすすめの副業はあるのか、気になるWEBデザイナーについてご紹介します。
WEBデザイナーの仕事内容
まずは、WEBデザイナーについての基本情報をみていきましょう。
WEBデザイナーについて
WEBデザイナーは、webサイト（ホームページ）をデザインするお仕事です。
依頼者の意向に沿った形で、魅力的なデザインと機能的な構成を提案しコーディング（webデザインを画面上で見える形にするためにソースコードを記述すること）を行います。
WEBデザイナーのなり方
WEBデザイナーになるための必須資格はありません。
また、かならずしも養成施設（専門学校など）に通う必要はないので、独学で専門スキルを身につけ活動することもできます。
とはいえ、取得すると有利になる資格はいくつかあるので、そちらをご紹介します。
ウェブデザイン技能検定
たくさんあるweb関連資格のなかで唯一の国家資格であり、とても注目されています。
web業界未経験者でもそうでなくても、自分のスキル証明になるので取得するメリットは大きいです。
アドビ認定アソシエイト（ACA）
アドビ社の製品知識を問う、アドビ公認の認定試験です。
webデザインに欠かせないPhotoshop（写真を補正・加工）とIllustrator（レイアウト）が使えることを証明できます。
Webクリエイター能力認定試験
webサイト製作におけるデザインやコーディングのスキルを認定するもので、web業界で最も受験者が多い資格です。
WEBデザイナーの報酬
WEBデザイナーの平均年収は、約４５０万円です。
他の職業と比較すると高い傾向にあり、非正規雇用やパート・アルバイトであっても同様です。
フリーランスで活動したり海外に行くという選択肢もあるため、スキル次第で可能性は大きく広がるやりがいがあります。
WEBデザイナーにおすすめの副業
それでは、WEBデザイナーの専門スキルを活かしたおすすめの副業をみていきましょう。
デジタルデータの販売
「写真」「イラスト」「動画」などをweb上で販売する方法で、まさにwebデザイナーの本領発揮といえるお仕事です。
ある程度売れるデジタルデータを作るまでには、それなりのセンスや加工技術が必要になりますが、将来フリーランスとしての活動を視野に入れている人には作品のアピールになるのでおすすめです。
ブログ運営による広告収入
ブログサイトの構築や記事の執筆など準備や運営など手間暇はかかりますが、閲覧者が定着し軌道に乗れば、頻繁に状況をチェックしなくても毎月収益が出るようになります。
自分のブログを開設するなら断然「WordPress」がおすすめです！
自由なデザインやレイアウトをできるので、WEBデザイナーならではのデザイン力がしっかりと発揮できる強みがあります。
またコーディングが不得意でも既存のテンプレートを活用すれば問題なく開設できます。
手軽に始められる無料ブログサービスもありますが、デザインの自由度が低かったり、サービス独自の規制があり記事が削除されることもあるので、おすすめしません。
そしてブログに張り付ける広告の種類は２つあります。
クリック型広告
ブログ閲覧者がその広告をクリックするだけで少額ですが報酬を得ることができます。
成果報酬型広告
アフェリエイトとも呼ばれ、ブログ閲覧者がクリックした広告の商品を購入または契約すると、高額な報酬を得ることができます。
両者の特徴を理解し、どの広告が自分に合っているかを見極めて選択してください。
バナー製作
バナーとはwebページ上に表示されているリンク付きの画像のことで、この製作作業はWEBデザイナーの案件で特に多いお仕事です。
商品ページや問い合わせフォームへのアクセスを促し、サービスをより便利にするために欠かせないので、まさに依頼者の収益に関わってくる重要なものです。
その分しっかりと結果を出せば、継続案件につながるやりがいがあります。
大手クラウドソーシングの「クラウドワークス」では豊富な案件が出ており、初心者から経験者が取り掛かれるものまで幅広く揃っています。
webサイト製作
依頼者の目的やイメージについてしっかりと打ち合わせをし、意向に沿ったwebデザインを製作・提案するお仕事です。
こちらはバナー製作とちがい、より本格的な作業になるため、報酬の相場はグンと上がります。
「クラウドワークス」などを利用すると案件が豊富にあり、自分のスキルレベルに合った案件を見つけやすいのでおすすめです。
参考までに、当サイトが採ったアンケートでこの副業をした方の声があるのでご紹介します。
友人が独立(個人サロン)するので、店舗のWebサイトを構築しました。
レンタルサーバーの契約、ドメインの取得を代行し、レンタルサーバーにWordpressのインストールからコンテンツの入力までを行いました。（30代・男性）
このように友人からの依頼を受注するケースもあります。
その際に注意したいのは、口約束はせずきちんと契約書類を交わすなどプライベートとビジネスの線引きはしましょう。
まとめ
ここでご紹介したどの副業を始め収入を得るためにも、自分のデザイン力を知ってもらう必要があります。
そのためにポイントになってくるのが、ポートフォリオです。
ポートフォリオとは、自分の作品や専門スキルをまとめたもので、欠かせない営業ツールなのです。
これまでの作品を選別しておくことはもちろん、定期的に更新できるようにして効率的なポートフォリオを作れるようにしておきましょう。
WEBデザイナーの副業は在宅でできる案件がほとんどですし、本業では得られない経験をすることによってWEBディレクターやWEBプロデューサーといったマネジメント業務に転身する道も開けます。
もちろん、転職やフリーランスとして活動することにもつながります。
ぜひ、専門スキルを活かして実りのある副業を見つけてください！
