Craudia(クラウディア)はクラウドソーシング型在宅ワーク・内職・支援サービスです。
副業初心者でも応募しやすい案件もあり、登録を考えている方も多いのではないでしょうか。登録者100万人以上とユーザーの多さも魅力ですが、現状はアクティブユーザーが減っていてあまり仕事が少ない現状でもあります。
今回はクラウディアのサービスについてやなぜ稼げないかを解説していきます。
Craudia(クラウディア)とは?
Craudia(クラウディア)は株式会社エムフロが運営するクラウドソーシング型在宅ワーク・内職・支援サービスです。
サイト上を通して仕事の発注・受注・納品ができるサービスできるので、条件にあった案件があればいつでも好きな場所からお仕事ができます。
システム手数料は業界最安値(※)で、会員数100万人以上とユーザーが多いことも特徴です。
※報酬金額によって変動
Craudia(クラウディア)の手数料
Craudia(クラウディア)はクライアント側は手数料0円、ワーカー側は報酬金額によって5%〜15%のシステム利用手数料が自動的に引かれる仕組みです。
大手クラウドソーシングサービスであるLansers(ランサーズ)、CrowdWorks(クラウドワークス)では5%〜20%の手数料が引かれます。定期的に稼いでいくなら手数料は少しでも安いのに越したことはありませんよね。
クラウディアのワーカーシステム手数料
1円〜5万円の部分 | 15% |
5万 1円〜10万円の部分 | 10% |
10万 1円〜100万円の部分 | 5% |
100万円 1円以上の部分 | 3% |
時間制の場合 | 一律10% |
例えば、1万円の仕事を納品したときは、最大である15%の手数料がかかるため、10,000円×15%=1,500円の手数料が引かれることになります。
Craudia(クラウディア)の仕事内容は?
クラウディアはノースキルでもできる初心者向け案件から、何かしらのスキルを持った人向けの案件があります。
カテゴリは以下の7つのカテゴリがあります。
- タスク・軽作業・事務
- ライティング(記事制作)・翻訳
- デザイン制作
- システム開発・運用
- Webサイト・HP制作、運用管理
- その他
ノースキル・初心者で仕事するなら「タスク・軽作業・事務」か「ライティング(記事制作)・翻訳」のカテゴリが狙い目になります。
▼また、仕事の種類は全部で4種類に分かれます。
タスク
タスク形式の案件は、あらかじめクライアントが設定している募集数に達するまでは基本的に誰でも作業できる仕事のことです。
価格
金額感:1円〜500円程度
回答者に制限がある場合もありますが、ほとんどが簡単なアンケートや感想文・写真提供なのでノースキルでも始めやすいです。
タスク案件の仕事は誰でも簡単にできるため、その分単価が安くタスクのみやっていこうとするとお小遣い程度の稼ぎにしかなりません。
コンペ
コンペ形式の仕事は、クライアントが募集している成果物と共に提案(応募)して、当選(選定)されれば報酬が支払われる仕組みです。
金額感:5,000円〜10万円程度
募集はいろいろありますが、デザインカテゴリでキャラクター作成やお店などのネーミング募集などが多く見られます。報酬金額は募集内容によって低いものから高額なものまであります。
コンペ形式の仕事もできそうな案件にチャレンジしてみるのはいいですが、選ばれなかった場合に報酬が発生しないところに注意が必要です。
プロジェクト
プロジェクト形式の仕事はクライアントが募集している案件に対して、自分の経歴や実績をアピールする提案文(応募)を送り、選定(採用)されれば仕事開始となります。
金額感:1,000円〜50,000円
プロジェクト形式の仕事は1件ずつ受注する場合もあれば、ある程度まとまった量の仕事を高めの金額で受注できることもあります。
クラウディアで稼いでいくには基本的にプロジェクト案件で仕事していくことになります。条件の良い案件は応募が殺到しやすく応募しても案件も通らないことも多いです。
ノースキルの初心者に多いのが「やる気だけはあります!」「なんでもやります!」という提案文を送ってしまい、ひとつも採用されず稼げずにやめていく人が多いのも現状です。
時間制
時間制はいわゆる「時給」で働く形式です。ライティング系や事務作業の案件に比較的多く募集がありますが、時給で働く分画面記録などの制約がついていることが多いです。
金額感:1時間あたり1,000円〜3,000円
クラウドソーシングの良さは、納期までに好きな時間・好きな場所で仕事ができることでもあるので、在宅である程度まとまった時間が取れる人にはおすすめです。
また、仕事をするにあたってWEBカメラを使った面談や相談がある場合もあります。時給は案件により様々ですが、多くは1,000円前後で募集されている印象です。
Craudia(クラウディア)のメリット・デメリット
Craudia(クラウディア)は手数料が安いメリットもありますが、大手のクラウドソーシングに比べて知名度が低く仕事が少ないなどのデメリットもあります。
メリット・デメリットを解説していきます。
Craudia(クラウディア)のデメリット
クラウディアのデメリットは以下の通りです。
- 案件が少ない
- 取引メッセージの場所がわかりにくい
- 募集終了した案件が多い
- 実績のあるクライアントが少ない
クラウディアは登録者数100万人とユーザーの多さがメリットであげられますが、クラウドワークスやランサーズなど大手クラウドソーシングサービスにユーザーが流れていってしまい過疎になっています。
そのため、大手と比べると案件が少なかったり、募集終了の案件が多く表示されています。
また、取引には「チャット」と「案件メッセージ」があり、どちらが「メインの連絡ツールかわかりづらい」「どこからメッセージ画面に受けるかわかりづらい」など、改善待ちの部分も多いです。
クライアント・ワーカー共に新規ユーザーが多く、クライアント側もサイト上の評価がゼロ・ほぼ無い状態が多いので良し悪しを見分けづらいなどのデメリットがあります。
Craudia(クラウディア)のメリット
クラウディアのメリットは以下の通りです。
- システム手数料が安い
- 振込手数料が安い(300円)
- 登録者数100万人とユーザーが多い
システム利用手数料が安いのはワーカーにとって大きなメリットです。特にがっつり稼ぐのであれば手数料は安いに越したことはありません。
また、クラウドワークスでは楽天銀行以外の口座だと振込手数料500円(税込)と高い手数料が取られてしまいますが、クラウディアでは300円(税込)と振込手数料も他と比べて安いです。
他のクラウドソーシングサービスにユーザーが流れていってしまっている印象はありますが、まだまだ改善の余地があり伸びる可能性のあるサービスとも言えます。
Craudia(クラウディア)は稼げない
クラウディアのメリット・デメリットを踏まえた上で、現在はクライアント・ワーカー共にアクティブユーザーが少なく、クラウディアのみで稼いでいくのは難しいです。
クラウディアを始めるのであれば、他のクラウドソーシングサービスと併用して受注するつもりで登録することをおすすめします。
大手のクラウドソーシングサービスだと人が多い分、案件の競争率が激しいということもあります。それに比べるとユーザーが少ない分案件に通りやすい可能性はあります。
良いクライアントに出会えれば継続して仕事をもらえる可能性もあるので、今後の発展を期待して使っていくのが良いでしょう。
まとめ
今回の内容をまとめると以下の通りです。
- クラウディアはシステム利用手数料・振込手数料が安い
- 登録者数100万人
- アクティブユーザーが少ない
- 応募できる案件が少ない
- サイトの連絡ツールなどがわかりづらい
クラウディアは登録者数が多いものの、アクティブユーザーが減ってしまい案件が少ないです。副業としてそれなりにがっつり稼いでいくのはなかなか難しいでしょう。
また、クライアント側も募集をかけているのは新規ユーザーが多く案件選びの参考になりづらいため、初心者には良し悪しを見分けづらいかもしれません。
初心者・ノースキルで副業をするなら、スキルがなくても稼ぎやすい副業から始めてみてはいかがでしょうか。