副業基礎知識

カラーコーディネーターにおすすめの副業と探し方

カラーコーディネート

色には魅力を最大限に引き出したり、これまでの印象を大きく変えたり、その人や物などを実物以上に輝かせる不思議なパワーがあります。

カラーコーディネーターは、この色の魅力を活かすアーティストのような職業です。

この資格1つで生業とするのは厳しいものがありますが、お仕事の幅を広げるために取得した人や、趣味を極めるために取得するなど、興味を持ち資格を取得する人は多いでしょう。

このカラーコーディネーターのスキルを活かした副業はどのようなものがあるのか、将来のステップアップにつながるのかなど、カラーコーディネーターの副業についてご紹介します。


カラーコーディネーターの仕事内容

まずは、カラーコーディネーターについての基本情報をみていきましょう。

どんなお仕事なの?

カラーコーディネーターは色に関する専門家で、様々な場面で最適な色の組み合わせを選定&提案するお仕事です。

色が人に感じさせる心理的影響はかなり大きく、普段の生活からビジネスシーンまで、様々なシーンで活躍できます。

どうしたらなれるの?

保健師カラーコーディネーターになるための必須資格はないので、資格がなくてもカラーコーディネーターになることはできますが、色に関する知識やスキルを第三者に証明するためにも、有利になる関連資格の取得をおすすめします。

そして、色に関する資格はたくさんあるので、自分の目的に合わせて取得する資格を決めることも重要です。

ここでは、幅広い職業で活用できる2種類の資格をご紹介します。

カラーコーディネーター検定試験

東京商工会議所が主催する検定で、お仕事に役立つ実践的な色彩の知識を証明できます。

ビジネスシーンはもちろん、プライベートシーンにも活かせる魅力があります。

商品の開発や建築、インテリアなどの分野でニーズが高く、店舗演出やコンサルティングにも活用できる資格です。

AFT色彩検定

1990年より開催されている文部科学省後援の公的資格です。

ファッションやグラフィックなどのデザイナーはもちろん、販売や企画などの一般社会人にも幅広く受け入れられています。

就職先や活躍できる場所は?

ファッション関連では、服や靴など、各ファッションアイテムの色の組み合わせを提案したり、店舗のディスプレイの色の組み合わせを提案します。

また企業のコーポレートカラーや商品のイメージカラーの提案、建築や展示会などにおける空間配色のプロデュースを行うこともあります。

他にも、食品業界で食材や料理を魅力的に見せるなど、活躍範囲は多岐にわたります。

カラーコーディネーターにおすすめの副業

カラーコーディネーターのスキルを使って収入を増やすことはもちろん、副業で経験を積んでキャリアアップへつながるなど、カラーコーディネーターにおすすめの副業をご紹介します。

商品カラーの提案やアドバイス

例えば、水筒のカラーバリエーションや、アウトドアに使う時に安全な色、暑い季節に清涼感を感じる色など、クライアントが求める色のニーズに応えるお仕事です。

色が与える心理効果や意味といった知識や、色の相性を意識して色を組み合わせるなど、カラーコーディネーターのスキルをフル活用できます。

パーソナルカラー診断

生まれ持った肌や目、髪などの色から、その人に似あう色を導き出すのがパーソナルカラー診断です。

人それぞれ個性があるように似合う色もちがうので、似合う色(パーソナルカラー)を知ることで本来の自分の魅力を発見できるキッカケになるので、服の販売員や美容師、ネイルアーティストなどのファッションや美容分野で特に重要視されています。

資料の色調整

プレゼンに使う資料や、ブランドのイメージカラーなど、使用する色の印象で顧客の獲得につなげるお仕事です。

インテリアコーディネート

「床」「壁紙」「家具」「建具」など、インテリアの要望に応えるお仕事です。

ブランドのコーポレートカラーやイメージ、その空間の用途など、クライアントの要望に沿って提案します。

アパレル商品企画

色に関してアパレル商品で特に求められるのは、季節感です。

同じ色でも、トーン(色調)を変えるだけで受ける印象はガラリと変わります。

流行の色も把握しつつ、その季節に違和感のない色を提案するお仕事です。

家具選びのアドバイス

最初からトータルで考えるインテリアコーディネートとちがい、すでにある空間や家具との相性をみながら合う家具を提案します。

見た目はちがうデザインの家具でも、色をそろえるだけで統一感が出ます。

このように、カラーコーディネーターだからこそできるアドバイスをしましょう。

服選びのアドバイス

いつも同じ服を買ってしまう、冒険してみたいなど、様々な悩みや要望を持つクライアントの買い物に同行して、カラーコーディネーターとしてアドバイスをするお仕事です。

お店側(服の販売員)ではないので、遠慮することなくアドバイスができます。

副業案件の見つけ方

カラーコーディネーターのスキルを活かした副業をいくつかご紹介しましたが、次はこの副業案件を見つける方法が気になりますよね。

ここからは、おすすめの副業案件の見つけ方をご紹介します。

クラウドワークスを利用する

国内最大級のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を利用すれば、企業から個人まで幅広いクライアントの案件が見つかります。

基本的に在宅でできる案件が多いので、場所や時間にとらわれることなく副業ができるのでとても便利です。

ココナラを利用する

希望の案件を探し応募するのではなく、反対に自分のスキルを商品にするなら、日本最大級のスキルマーケット「ココナラ」がおすすめです。

個人向けのサービスが多く出品されているので、ハードルもそれほど高くありません。

まとめ

お仕事でもプライベートでも、色に悩むシーンは少なくありません。

カラーコーディネーターのスキルがあれば、そんな悩みも解決しますし、副業にも役立ちます。

案件によっては在宅で行える副業もあるので、自分のペースでやりやすい副業をぜひ見つけてください!