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【2021年】おすすめの副業マッチングサービス9選!

副業

「副業マッチングサービス」とは、フリーランスや副業で稼ぎたい人材と企業をつなぐプラットフォームのことです。

ここ数年で、副業マッチングサービスは急速に増えているので、どれを選べばいいのか迷ってしまう人も多いと思います。

今回は、おすすめの副業マッチングサービス9選と、自分に合った副業サイトを選ぶコツをお伝えします。


副業マッチングサービスの選び方

現在、ネット上に存在する副業マッチングサービスは300件以上にのぼります。

サービスごとに対象としている人や仕事内容に違いがあるので、自分に合ったサービスを選び、効率的に稼ぎましょう。

初心者向け/経験者向けで選ぶ

「在宅やWeb上での副業自体初めて」という人は、まずは知名度の高い大手クラウドソーシングサイトを使って自分が仕事をしたい業種・業界の雰囲気をつかんだり、スキルを磨くことをおすすめします。スキルなしでもできる簡単な案件も多いです。

一方、特定の分野で専門スキルを持っている、「本業で経験があり実力に自信がある」という人は、プロ向けの案件が多いマッチングサービスに登録しましょう。高単価な案件とマッチングできます。

業種で選ぶ

大手クラウドソーシングサイトでは、多くの業種が網羅されています。細かくカテゴリー分けされているので、自分のスキル・やりたい業種に合わせて案件を検索できます。

すでにスキルが一定以上で、得意分野がある、という人は、そのジャンルに特化した副業マッチングサービスを選びましょう。エンジニア案件の多いサービス、Webデザインに強いサービス、営業専門のサービスなど色々あります。

報酬額や手数料で選ぶ

初心者でも利用しやすいクラウドソーシングサイトは、利用すると仲介手数料が発生します。契約金額よりも手取りが少なくなってしまうので、稼げないと感じる人もいるかもしれませんが、報酬の「仮払い」制度、運営サポートの利用など安心料として考えれば良いと思います。

一方、経験者向けのマッチングサービスでは、クライアントと直接契約することが多く、報酬から手数料が引かれることがありません。

高い報酬を100%手取りにできる一方で、それ相応のスキルと自分で交渉・契約する力、責任を求められます。同じジャンルでも、サイトによって価格が異なるので、複数登録して比較検討することをおすすめします。

副業をする目的で選ぶ

ちょっとしたお小遣い稼ぎであれば、アンケートモニターなど誰でもできる仕事や、データ入力や軽作業などスキルがなくてもできる仕事、すきま時間を利用してできる仕事が多いサイトを選びましょう。

一方、本業と同じレベルで稼ぎたい、今後のキャリアアップ・スキルアップのために副業をしたいという場合は、経験者向けのマッチングサービスを選びましょう。一つ一つがサービス運営側によって精査された良い案件であることが多く、報酬もかなり高いです。

本業以上にやりがいのある案件に出会えたり、思いがけない人脈ができたりとチャンスが転がっています。副業だけでなく転職・独立のきっかけになることも。

安全性・信頼性で選ぶ

副業サイトの中には、何も知らない初心者を狙った副業詐欺も多いです。

しっかりとした会社が運営しているか、これまでにきちんとした実績があるかを確認しましょう。

SNSのメッセージを利用した詐欺サイトへの勧誘もあるので注意しましょう。サイトに登録するだけで登録料を取ったり、初期費用などを請求してくる場合は詐欺である可能性が高いです。

おすすめの副業マッチングサービス9選

ここでは、たくさんある副業マッチングサービスの中でも、実績があり信頼度の高いサービスを紹介します。

初心者~経験者OK!万人受けクラウドソーシングサービス

CrowdWorks(クラウドワークス)

Web副業初心者にまずはおすすめしたいのが「CrowdWorks(クラウドワークス)」です。副業を考えている人なら、一度は目にしたことがあるかと思います。

業界一の案件数を誇り、文字起こしやアンケート、簡単なライティングなど初心者向けの仕事から、WebデザインやHP制作、プログラミングなど経験者向けの仕事まで、多ジャンルにおいて募集されています。

他のマッチングサービスに比べて報酬単価が安い、仲介手数料がかかるなどのデメリットもありますが、スキルなしの初心者でも気軽に始めやすいという良さがあります。

1回で達成できるタスク案件や、一定期間にわたって契約できる時間報酬制の案件など様々です。実績を積み重ねればアカウント評価が高くなり、スカウト案件がくることもあります。

また、作業前に「仮払い」が行われるなど、報酬の未払いが起きないように配慮されています。

Web副業にはどんなジャンルがあるのか、自分にできる作業にはどんなものがあるのかを知ることができ、少しずつスキルを磨けるのでおすすめです。

Lancers(ランサーズ)

クラウドワークスに続いてよく使われているのが「Lancers(ランサーズ)」です。

案件数も比較的多く、多くの在宅ワーカーが利用しています。

「Webデザイン」の案件が圧倒的に多いので、デザイナーの方におすすめです。他にはWeb制作、デザイン、ブログ記事のライティングなども多いです。

shuti(シュフティ)

その名の通り、主婦向けのクラウドソーシングサイトです。

クラウドワークス、ランサーズに比べると案件数はかなり少ないですが、主婦の方が家事の合間にスマホで気軽にできるような、簡単な案件も多く掲載されています。

在宅ワーク初心者なら、合わせて登録しておくことをおすすめします。

プロ向けマルチ型マッチングサービス

既に本業でスキルを培っている、実務経験をバリバリ積んでおりさらにキャリアアップをしたい、という人は、プロ向けの副業マッチングサービスに登録しましょう。

企業と直接契約を結ぶので仲介手数料がかからないのが特徴で、報酬も高単価です。

ただし、自分で契約手続きや条件交渉をする必要があります。

プロの副業

特にデジタルマーケティングや広報・PR案件に強いマッチングサービスです。

経験豊富なプロ人材が登録しているため、報酬の単価はとても高いです。週2日程度の稼働で、月20~30万円の収入を得られる案件も。

正社員のまま持っているスキルや経験を他の企業の課題解決に活かすことを前提としており、掛け持ちしやすい案件が多く、自分のワークスタイルに合わせて働くことができます。

また、業界に詳しい副業紹介エージェントが多数在籍しており、副業や転職、独立の相談に乗ってくれたり、自分に合った案件を紹介してくれます。

業務経験が浅い人は受注できませんが、経験豊富なプロには大変おすすめのマッチングサービスです。

複業クラウド(旧アナザーワークス)

オンライン上でスキルやプロフィールを入力することで、面倒な書類提出や面談などを省き、直接チャットで企業の担当者とやり取りができるマッチングサービスです。

ボタン1つで気軽にエントリーでき、エントリーすると企業側にも通知が行きます。プロフィールを読んで興味があると、企業側から連絡が来ます。

もちろん、自分から積極的にメッセージを送りやり取りすることも可能です。

スマホアプリもあり、気軽にサービスを利用できます。案件数も他マッチングサービスに比べて多めで、多ジャンルで募集があるのでおすすめです。

仲介手数料無料、独自の福利厚生サービス「複業手当」も無料で利用することができます。

SOKUDAN(ソクダン)

リモート案件が全体の92%週1~3稼働で平均単価30万円以上と副業で働きやすい案件が多いマッチングサービスです。

仲介手数料は0円で、エンジニア、デザイナー、マーケター、事業開発など、業種は多岐にわたります。 

登録時にツイッター、FacebookなどのSNSと連携させることができ、余計な応募書類の提出の手間を省くことができます。

企業側にとっても、応募者の普段や経歴を気軽に知ることができ便利です。SNSでのつながりが、SOKUDANでの仕事にもつながりやすいです。

案件数は少なめですが、厳選された良案件が多いです。条件に合う案件があれば、SOKUDANからも連絡してくれるので、マッチング率も非常に高いです。

KAIKOKU(カイコク)

Webマーケティングに特化した副業マッチングサービスです。

他のマッチングサービスと同じように、スキルやプロフィールを入力するだけで簡単にエントリーすることができ、企業側からスカウトされることもあります。

マーケティング戦略、広告運用・SNS運用、LP制作、バナー制作、Webディレクション、SEO・コンテンツマーケティング、ライター・記事制作、データ分析など募集は多岐にわたります。

報酬は時給制で、1時間あたり2,400~4,800円平均収入5~12万/月とすきま時間を利用した副業におすすめです。

仲介手数料は無料、リモート案件も豊富です。スタッフのサポートも充実しています。

Workship

デジタル業界に特化したマッチングサービスです。

エンジニアやデザイナー案件が多いですが、ライター・セールス・マーケター・広報・人事・経理など幅広く取り扱っています。

プロフィール・スキルを登録し、気になる企業に「気になる!」をして企業からも「気になる!」をされたらマッチングが成立します。

サイト上で気軽にメッセージのやり取りができ、面倒な選考手順を省くことができます。

リモートワークOK、週1日~、平日夜・土日稼働OKの高単価な案件が多く、在宅副業ワーカーには嬉しいプラットフォームです。案件成約時には1万円のお祝い金がもらえます。

ただし、東京近辺の案件が多く、中には週1日の出社が必須、直接面談ありの案件もあるので地方在住者は注意しましょう。

シューマツワーカー

企業と直接契約を結ぶのではなく、シューマツワーカーを通した時給制の業務委託形式を採用しています。時給2,500円~、週10時間の稼働で月10万円程度の収入が平均です。

様々な案件が掲載されていますが、ITエンジニア・WebデザイナーなどWeb関連の仕事が多い傾向にあります。

マッチングサービスには珍しく「専属コンシェルジュ」が存在し、自分に合った求人を紹介してくれたり、企業との面談・契約交渉のサポートまで行ってくれます。

普通のエンジニア・デザイナー案件などに比べると、報酬はやや低めですが、他のマッチングサービスにはない無料税理士サービスや報酬の前払い、契約後のアドバイスなど、手厚いサポートがユーザーに人気です。

スタートアップ企業の案件が多く、自身の成長にもつながります。9割以上が少ないすきま時間でも稼ぎやすいフルリモート案件です。

このように、プロ向けのマッチングサービスはいくつもあります。サイトによって掲載されている案件は異なるので、まずは複数登録してみて自分の目でどんな案件が募集されているのか確認してみることをおすすめします。

実績を積み重ねれば、そのサイト内における信頼度もアップし、スカウトされる確率も高まります。

業種に特化したマッチングサービス

プロ向けの中でもさらに、特定のスキルに特化した業種特化型のマッチングサービスです。ここでは際立って人気のあるサービス名のみご紹介します。

ジャンルサービス名
ITエンジニア・デザイナーCrowdtech(クラウドテック)、Offers(オファーズ)、doocyJob(ドーシージョブ)、CODEAL(コデアル)
営業kakutoku(カクトク)、side bizz(サイドビズ)、Saleshub(セールスハブ)
人事corner inc.(コーナー)、人事PRO PARTNERS(プロパートナーズ)
スキル販売型coconala(ココナラ)  

他にもコンサルタント専門、マーケティング専門、地方貢献型など様々なマッチングサービスがあります。

副業マッチングサービスのデメリット

副業マッチングサービスのデメリットをご紹介します。

クラウドソーシングの場合は手数料がかかる

クラウドワークスなど大手クラウドソーシングサイトの場合、契約金額の約20%がシステム手数料として報酬から引かれます(10万円を超えると10%、5%と段階的に減ってきます)。

手取り金額が少なくなるため、報酬を100%受け取りたい場合はクライアントと直接契約できるマッチングサービスを選びましょう。

一定以上のスキルがないと受注できない

プロ向けの案件が多いサイトだと、高いスキルと実務経験が求められるので、全く経験がないと受注することができません。

副業を始める人が増えておりライバルも多いので、最初はなかなか成約に結びつかないことも。クライアントとの相性もあるので、複数サイトに登録して案件を探すことをおすすめします。

悪質サイト・クライアントには注意!

募集しているサービスや企業が実在しているか、実績があるのか調べることは大事です。

中には、法外に安い人件費で発注しているクライアントや、絶対稼げるともちかけて詐欺を行っている悪質サイトも存在します。

クラウドソーシングの場合は、登録して日が浅いアカウントや全く実績のないアカウントは信頼度が低いです。

月収20万など高単価をうたっているのに募集内容があいまいで、具体的な仕事内容が書かれていない場合は怪しいので注意しましょう。

まとめ

様々な副業サービスがあふれかえっている今、それぞれのサービスの特徴やどのジャンルに強いのかを把握し、自分のスキルややりたい副業にあったマッチングサービスを見つけるのが大事です。

まずは複数登録してみて、特に相性が良いサイトがあればそのサイトでの受注に力を入れましょう。

実績を積むと、ワーカーとしての評価が上がるので、スカウト率も高くなります。