在宅でできるお仕事に「シール貼り」があるのをご存じでしょうか。
近年はネット環境の整ったパソコンがあれば様々な在宅ワークができますが、「まだまだパソコンの操作は苦手」という人も少なくないでしょう。
そんな人も問題なくできるのがシール貼りです。
シール貼りは、経験もいらなければ初心者もすぐにできる在宅ワークのひとつです。
どのような仕事内容なのか、どの位稼げるのかなど、気になる疑問を解決していきましょう!
シール貼りの内職バイトは何をする?在宅ワークでも無理なくできる?
まずは、シール貼りについての基本情報をみていきましょう。
シール貼りの内職バイトとは?
名前の通りシールを貼る仕事で、自宅でできるバイトという特徴があります。
シールの種類は様々で、「値札を貼る」「DMハガキの宛名を貼る」「商品成分表示を貼る」「封筒の口を閉じる」など多岐にわたります。
基本的に座って行う作業で、指示された位置に「正確にシールを貼る」ことが求められます。
在宅ワークすることも可能
シール貼りの作業は基本的に在宅でできますが、クライアントの所へ出向く場合もあるので受注する際に契約内容や条件面をしっかり確認しておきましょう。
クライアントが資材を自宅に届け、完成品をクライアントが回収しに来る(または配送する)場合は、自宅から一歩も出る必要がありません。
しかしこのケースはクライアントが近所にあるからこそできるやり方なので、多くは自分で資材の引き取りや完成品の納品を行います。
シール貼りの内職バイトは稼げる?相場はどれくらい?
では気になるシール貼りの内職バイトは、どのくらい稼げるのかみていきましょう。
シール貼りの相場は?
在宅で作業をする場合は、ほとんどが出来高制です。
作業内容によりますが相場としては「1枚0.5円」で、どれだけの量を完成させたかでお給料が変わります。
ただし、まちがった貼り方をしたり、仕上がりが汚い、納期を守れないなどマイナスポイントがあると、お給料を減らされたり契約を打ち切られる可能性があるので注意しましょう。
クライアントの作業場へ出勤して行う場合は、ほとんどが時給制で出来高制より高収入です。
シール貼りの内職バイトはどこで探す?
シール貼りのバイトは「軽作業」に分類されるので、派遣会社が募集を行っているケースが多いです。
シーズンに関係なく色々な職場が募集をしているので、まずは派遣会社に登録をすることから始めるのも良いでしょう。
他には、新聞の折り込みチラシや求人サイト、クラウドワークスなどで募集を行っています。
詐欺に注意!
シール貼りのバイトを探す際に覚えておいてほしいことは、「悪質な業者も存在する」ということです。
「すぐに稼げて高収入」「マニュアル本や登録料など、事前にお金を請求する」といった特徴がある業者は詐欺の可能性があるので注意が必要です。
シール貼りの内職バイトのメリット
シール貼りの内職にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
初心者も始めやすい
資格や経験などは必要ないので、初心者やブランクのある人でも気軽に始めることができます。
もちろん、専用の道具がなくても行えますし、仮に必要でもクライアントが無料で用意してくれるので安心です。
時間に縛りがない
早朝だろうが深夜だろうが時間を気にせず作業ができます。
納期に間に合えば問題はないので、自分のやりやすいペースで休憩時間をとったり、音楽を聴きながら作業もできるので、出勤が難しい人や本業が忙しい人にもおすすめです。
体力仕事がない
資材の引き取りや商品の納品時は別にしても、シール貼り作業自体は座って行うので、体力に自信がなくても問題ありません。
もし疲れても好きなタイミングで休憩がとれるので安心です。
人間関係に悩まない
自宅作業で他の従業員に会わないので、人間関係の悩みがありません。
どんなに自分に向いている仕事内容でも、職場の人間関係で辞めることを考える人も多いでしょう。
シール貼りの内職ならその心配がないので、人見知りでコミュニケーションをとるのが苦手という人にもおすすめです。
成果がよくわかる
シール貼りの内職はほとんどが出来高制なので、やった分だけお給料がもらえます。
成果が目に見えてわかると成長を実感でき、やる気アップにつながるだけではなく、作業することが楽しくなり継続することも苦になりません。
シール貼りの内職バイトのデメリット
では、反対のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。
単価の安さ
シール貼りの内職は単価が低く、時給換算をしても100円を切ることは珍しくありません。
作業に慣れていくにつれてペースが上がっていっても限界はあるので、シール貼りだけで高収入を目指すのは相当厳しいでしょう。
単調作業になる
シールを貼るだけなので初心者など誰でも始められるメリットがある一方、単調な作業なので変化がなくメリハリがありません。
刺激がなければ飽きやすく集中力が続かないことも。
黙々と作業できる、手先が器用な人はスムーズに取り組めるので、おすすめです。
手が荒れることもある
様々な材質のシールがありますが、ほとんどは紙製です。
紙は気づかない内に肌を乾燥させる性質があるので、シールやシールを貼る封筒などを長時間触っているといつの間にか手荒れすることもあります。
納品する商品に血が付くのはタブーなので、手が荒れないようケアすることも大切です。
作業スペースの確保が必要
コンパクトでかさばらない資材なら問題ありませんが、なかには大きな資材で広い作業スペースが必要な場合もあります。
また、小さな子供がいる場合は資材を破損されないように隔離するスペースも欲しいところです。
まとめ
シール貼りの内職は、誰にでも手軽に始められ在宅で作業できる魅力があります。
自分のペースで働きたい、すき間時間を有効に使いたい、人間関係に悩みたくないなど、様々な働く悩みを解消してくれます。
しかし、単価はとても低いので大きな期待は禁物です。
向き不向きはありますが手軽に始めることができるので、まずはチャレンジしてみるのも良いかもしれませんね。