MENTAは2018年からサービスを開始した比較的新しいサービスです。
メンターとして登録することで、自分の持っているスキルを予め設定した金額・条件で誰かに教えることができ、メンティとして登録すれば自分の習得したいスキルを誰かに教えてもらうことも可能です。
チャットサービスやビデオ通話サービスを使って連絡するため、直接合わずに気軽に講師ができて、自宅からでも気軽に行えるので副業としてもぴったりです。
今回はMENTAの仕事の流れから仕事内容について解説していきます。
MENTAとは?
MENTAはMENTA株式会社が運営する、何かを教える仕事がしたい人(メンター)と個別指導を受けたい人(メンティ)を繋ぐスキルマッチングサービスです。
現在持っているスキルを誰かに教える・相談に乗るなどで報酬を得たい人におすすめのサービスです。
メンターとして登録すれば、自分の条件提示にあったメンティを探すことができます。また、教えたいと思った相手と個人的に契約を結び、スキルを教えることができます。
誰かにスキルを教えるサービスなので、ノースキルの人は登録しても稼いでいくことは難しいかもしれませんが、副業初心者の人はメンターとして教える側だけでなく、メンティとして副業スキルを習得するのに使ってもいいかもしれません。
MENTAで受けられる仕事
MENTAは基本的に「教えたい人」と「教わりたい人」のマッチングサービスです。
副業としてMENTAを利用するのであれば、自分の教えられるスキルをプランとして登録し、内容に興味があるメンティからの相談連絡を待ち、条件が合えば契約という流れです。
MENTAには複数のカテゴリがあり、様々な分野のスキルを教えることが可能です。
ビジネス関連のカテゴリーだと、プログラミング、デザイン、イラスト、マーケティング、ライティング、営業などが代表的です。
日常生活に関わる部分のカテゴリーでは、語学、音楽、趣味、動画・写真、悩みなどがあります。
他にも、デザインの添削やWeb開発の受注、Javaプログラミングの悩み相談、ピアノの演奏の仕方や英会話の練習などがあります。
カテゴリーに添った内容で自分でプランを作成し、自分の教えられるレベルで仕事の募集ができます。
MENTAの始め方
MENTAを利用するには、まずは会員登録をする必要があります。
登録したあとはプロフィールの充実や教えられるスキルやプランの登録して、条件にあったメンティからの相談を待つ形になります。
無料会員登録
まずは無料会員登録から始めてください。
MENTAの公式サイトの「新規会員登録」を選び、以下の項目を入力してください。
- メールアドレス
- ユーザー名
- パスワード
以上の入力が終われば、登録が完了です。FacebookやTwitterなどのSNSアカウントを利用して登録することも可能です。
プランの登録
MENTAで仕事を開始するにはプランの登録が必要になります。
会員登録後、ユーザー名とパスワードを使ってログインしてください。メニューの「メンター」から「メンタープラン編集」を選んでプランの編集をしましょう。
仕事の募集記事として表示されるページのタイトルとメインイメージを決め、提供できるスキルのカテゴリーとタグを設定します。
具体的に自分がどんなスキルを教えられるのか提供できるかを記入したあと、具体的な提供プランの入力をしてください。
標準設定では月額料金になっていますが、単発契約を指定することも可能です。
すべての入力が終えたらデータを保存してプランを公開しましょう。
プラン公開後〜契約まで
プランを公開すると、興味を持ったユーザー(メンティ)から相談が届きます。
メッセージをやり取りして条件の確認・すり合わせを行い、サイト上で正式に契約を結ぶことで仕事が開始できます。
メンターとしてスキルを教える際は直接会って教えるのではなく、基本的にメッセージでのやりとりや、Zoomなどのビデオ通話アプリなどを利用して仕事をするのが一般的な流れです。
MENTAの報酬受け取り方法
MENTAは報酬の未払いなどのトラブルを防ぐため、メンティ(教えている相手)から直接報酬を受け取るシステムではありません。
報酬はMENTAが一時的に預かり、報酬発生から30日経過・最低出金金額が1,000円以上で出金可能になります。
出金申請をするため際は、本人確認と銀行口座の登録が必要になるため、最初に済ませておくのがスムーズです。
出金申請をしてからは1週間〜2週間程度で銀行口座に振り込まれます。
MENTAのデメリット
MENTAは登録したら必ず仕事ができるわけではないことや、手数料の高さなどがデメリットとして挙げられます。
なかなか教える相手が見つからないことがある
MENTAの仕事は、自分でプランを設定して教える相手を募集を見つける仕組みです。
教えたいカテゴリーやプラン内容によってはすぐに教える相手が見つからず、すぐに仕事ができず収入に繋がらないこともあります。
安定して仕事をするためには、プランを上手に設定・適切なタグ付けなどによってメンティに自分のプランを選んでもらえるよう心がけることや、なかなか相手が見つからない場合は改めてプランを練り直すなどの工夫が必要です。
需要が少ないジャンルだと仕事になりづらい
MENTAでメンティがメンターを探す際は、スキルタグを使って検索することができます。
しかし、表示されるタグのほとんどはプログラミング関連が多いです。
当然メンティは「教えた実績がある人」を探すため、最初のうちはプランを登録しても、ほとんど注目されないという可能性もあります。
サイト上の実績ももちろんですが、需要が少ないジャンル・カテゴリーの場合は相談がいつまで経ってもこないので仕事に繋がりにくいことが考えられます。
報酬獲得から30日経過しないと出金できない
前述の通り、MENTAは報酬発生してから30日経過しなければ出金申請ができません。
また、30日経過後1,000円以上であれば出金申請ができますが、振込手数料が別途300円かかる点に注意が必要です。
1,000円で出金した場合は700円の手取りとなります。
システム利用手数料が高い
メンターへの会員登録は無料ですが、仕事をして報酬が得られた場合には金額に応じた手数料(利用手数料+決済手数料)が発生します。
報酬額に対する手数料率は以下の通りです。
- 10万円以下…利用手数料15%+決済手数料5%=20%(税別)
- 10万円以上〜20万円未満…利用手数料5%+決済手数料5%=10%
- 20万円以上…決済手数料5%=5%
金額が高い方が利用手数料が低くなりますが、単価が高すぎると利用者が増えません。こまめに出金したい人には向いていないサービスと言えます。
まとめ
今回の内容をまとめると以下の通りです。
- MENTAは教えたい人と教わりたい人を繋ぐマッチングサービス
- 副業利用するならメンターとなって何かしらのスキルを教える必要がある
- プランを登録したからといって報酬に繋がるわけではない
- サイト上の実績がないうちは注目されづらい
MENTAは何かしらのスキルを持った人が、誰かにスキルを教えることで報酬を得るサービスです。既に社会経験などによって誰かに教えられるスキルがある人には副業としておすすめできますが、そうでないノースキルの場合はおすすめはできません。
副業スキルを身に付けるなど、誰かに教わりたい目的がある人は一度サイトに登録して教わりたいメンターを探してみるのも良いのではないでしょうか。
副業初心者・ノースキルの場合は簡単に稼ぎやすい簡単な副業から始めてみてはいかがでしょうか?